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Saturday, February 1, 2020

マーク・ロサティと、人気レストラン「Saxon+Parole」のエグゼクティブシェフであるブラッド・ファーマリーの2人にききましたお話を伺いました。(otocoto) - Yahoo!ニュース

2007年にスタートし、ニューヨークではおなじみのイベントとなって久しい「フードフィルム・フェスティバル」。
出品作の審査員を務める、人気ハンバーガー店『シェイク・シャック』のフード・ディレクターのマーク・ロサティと、「Saxon+Parole」のエグゼクティブシェフであるブラッド・ファーマリーの2人にききましたお話を伺いました。

――まずはマークさんにお聞きします。マークさんは、アメリカのグルメシーンの中心的存在ですが、料理人を志す前は映画学校に通っていたそうですが。

映画やテレビが大好きでね。物語のアイディアを思いついたら、それを映像を通して人に伝えたかったんだ。でも映像と同じくらい食べものも好きで。結局は料理の道を選んだんだけど、料理を作るのも映像制作と同じ。僕自身がどんな人物なのか、何に感動したのかといったことを料理の形にして伝えているんだよ」

――だからこそ、知らない食材や、人が作った料理に感銘を受けるのですね。

出品作は、登場するフードがいかにユニークか、っていうことよりも、全体を1つのパッケージとしてみて、ストーリーの面白さや映像の美しさ、編集技術、音楽の使い方が総合的に優れていて、いかに心に響くか、を重視しているよ。すばらしすぎて、審査員であることすら忘れてしまうくらい熱中する作品すらあるんだ。

――過去、もっとも印象的だった作品は?

日本を舞台に、抹茶にフォーカスした作品かな。抹茶の歴史や、茶葉を粉状にする技術など、抹茶について実によくわかる作品だった。映像もすごく綺麗だったし、短編の映像に情報が凝縮されていたから、2回も観ちゃったよ。
2019年の出品作にあった、南米の男性の話もよかったなあ。おばあさんに教わった伝統的な手法でミルクやバターを作るんだ。その思い出を彼の息子や孫に話して聞かせるんだよ。食から紐解かれるストーリーに感動したね

――「フードフィルム・フェスティバル」を今回初めて東京で開催しますが。

日本人って、おいしいもののためなら行列も厭わないし、すごく早くから予約を取ったりするじゃない。料理の作り手は細部までこだわり抜くし。食を楽しむ側と、提供する側とで、類を見ない食文化を構築しているよね。フードフィルム・フェスティバルは、インスピレーションを掻き立てられるうえに、その場で食べることもできるから、観たもの、食べたものについて語り合いたくなるイベント。『なんで今まで日本でやらなかったの!?』って、きっと思うはずさ

――続いてブラッドさんにお尋ねします。ブラッドさんは現在審査員でいらっしゃいますが、かつては「フードフィルム・フェスティバル」に参加し、映像を出品していました。2010年に指揮した『Brad~』は代表作といえると思いますが、当時のことを伺えますか。

僕は旅が好きで、旅先での食体験からインスピレーションを受けることがよくあるんだ。『Brad~』は、アジアを旅した際に出合った食材や料理を映像にまとめたんだよ。揚げたイカのチップスやポピア(マレー風春巻き)などを映像で展開し、会場で提供したんだ。豚の血を使ったアイスキャンディーはすごく注目を浴びたよ。

――おもしろそうですね! フードフィルム・フェスティバルは4月に日本上陸を果たすのですが、ブラッドさんが再びメガホンをとる可能性なんかもあるのでしょうか?

セス・アンガーやジョージ・モッツのようなクリエイティビティにあふれる人たちとアイディアを具現化する体験はめったにできないから、機会があれば挑戦したいと思っているよ。にしてもフードフィルム・フェスティバル東京はクレイジーなくらいすごいことになるだろうね。日本人は食と芸術に造詣が深く、それぞれ細部にまでこだわり抜くタイプだから、彼らのそういった情熱が『料理』と『映像』という形で1つになったら……爆発が起きるんじゃない!?

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January 31, 2020 at 05:01PM
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