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Friday, July 31, 2020

かわいい? 不気味? 小売店やレストランで活躍するロボットたち 15 - Business Insider Japan

ペッパー

ソフトバンクのロボットPepper(ペッパー)は世界中で使われている。

Pepper

ロボットは人間によって作られた。今のところ、進化したり、反乱を起こしたり、全人類を殺そうと計画したりはしていないが、これまでにないほど日々の生活の中で存在感を高めている。

ここ数年でロボットは、小説や映画、テレビ番組といったSFモノの中でのみ想像されるものから、わたしたちの公共の場へと進出してきた。空想の世界からスーパーやレストランなどに飛び込んできたのだ。

新型コロナウイルスの検査を行ったり、人々の体温をスキャンするなど、パンデミック(世界的な大流行)の最中に健康・安全面で重要な役割を果たしているだけでなく、ロボットは安全かつソーシャル・ディスタンスを確保した上で経済活動を再開させるためにこれまでにないほど必要とされている。

小売業で活躍するロボットたちを見ていこう。かわいらしいか不気味か? それとも両方か?


中国の杭州にあるレストランでは、ウルトラマンのような見た目のロボット・シェフがキッチンで麺を切っていた。

麺を切るロボット

Visual China Group via Getty Images

Source:Getty


Miso Roboticsが開発したロボット・シェフ・アーム「フリッピー(Flippy)」は、スタジアムや飲食店で使われている。

フリッピー

Miso Robotics


ロシアでは、ケンタッキー・フライド・チキン(KFC)が「未来のファストフード」イニシアチブの一環として、完全自動化システムを試している。

ケンタ

Gavrill Gigorov/TASS via Getty Images

Source: The Takeout


Starship Technologiesのこの小さなロボットは、食べ物や食料品を消費者に配達する便利かつ非接触の方法としてさまざまな場所で試験導入されている。PostmatesやDoordashも試していた。

配達ロボ

Alex Wong/Getty Images


ソフトバンクのロボットPepper(ペッパー)は世界中で使われている。ドイツでは、食料品チェーンのエデカ(Edeka)がPepperを店舗に導入し、パンデミックの最中、ソーシャル・ディスタンスの確保など人々の安全維持の手助けをしていた。

ペッパー

Daniel Bockwoldt/Picture Alliance via Getty Images

Source:Retail Tech Innovation Hub


アメリカの小売大手ウォルマート(Walmart)は、商品を棚に並べたり、在庫管理を手助けするロボット「ボサノバ(Bossa Nova)」を1000店舗に配置している。高さ約1.8メートルのこのロボットには15台のカメラが搭載されている。

ボサノバ

Walmart


ロシアの首都モスクワでは、スーパーマーケットLentaが一部店舗に店内を巡回し、客に値引き情報を伝えたり、商品の宣伝をするロボット「プロモボット(Promobot)」を配置している。常連客を認識したり、商品の実演をすることも可能だ。

プロモボット

Andrei Makhonin/TASS via Getty Images

Source:Grocery Dive


アメリカのスーパーマーケットチェーン、ジャイアント・イーグル(Giant Eagle)は2019年、店舗にロボット「タリー(Tally)」を試験導入し始めた。Simbe Roboticsが手掛けたタリーは、陳列棚をスキャンして在庫管理を手助けする。

タリー

Simbe Robotics

Source:Supermarket News


アメリカのスーパーマーケット・チェーン、ストップ&ショップ(Stop & Shop)とジャイアント・フーズ(Giant Foods)の数百の店舗では、大きな目の付いたロボット「マーティ(Marty)」が活躍していて、客にも好かれている。マーティは1月、殺人の容疑者のアリバイ立証でも重要な役割を果たした。

マーティ

David L. Ryan/The Boston Globe via Getty Images


ロボットたちは世界中の飲食店で給仕も務めている。中国の青島では、ロボット「テテ(Tete)」が客のもとへ食事を運び、200単語以上をしゃべる。

テテ

Visual China Group via Getty Images

Source:Getty


Kewang Trade Corporationが開発したこの中国の給仕ロボットは、あまりに人間っぽい見た目がやや不気味かもしれない。35キロ以上の荷物を運ぶことができるという。

給仕ロボ

Visual China Group via Getty Images

Source:Getty


中国の武漢にあるレストランで働くこの給仕ロボットは、LEDスクリーンに表情豊かな目がある。

給仕ロボ

Visual China Group via Getty Images

Source:Getty


中国の火鍋チェーン、海底撈火鍋では人型でない給仕ロボットを使っている。ロボットは表情を作ったり、客と話すことができるという。

給仕ロボ

Irene Jiang / Business Insider


イタリアのリグーリアにあるグラン・カフェ・ラパッロ(Gran Caffé Rapallo)は、給仕係としてロボットを雇ったイタリア初のレストランだ。

給仕ロボ

Stefano Mazzola/Awakening/Getty Images

Source:Getty


東京・渋谷にあるPepper PARLOR(ペッパーパーラー)では、ソフトバンクのPepperや二足歩行ロボット「NAO」が活躍している。世界中で使われているPepperが接客をしてくれる。NAOはダンスを披露して客を楽しませているという。

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Tomohiro Ohsumi/Getty Images

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[原文:Take a look at 20 of the cutest and creepiest robots in stores and restaurants today

(翻訳、編集:山口佳美)

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