最終18番、菊地の1.5メートルのバーディーパットはカップにけられ、7バーディー、1ボギーの65で終了。もし成功していればあとで上がってきた古江より一足先に大会コース新となる64をマークしていた。勝負事に「たられば」は意味ないとはいえ、2日目の14番パー4でたたいた「8」がなければ一回り年下の「今の子たち」ともっと緊迫した優勝争いを展開したはず、だった。
第3日、通算8アンダーで3位の菊地絵理香=共同
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昨年まで4年連続1桁順位に入っている好相性の大会。パー72の設定だった昨年も3日目に63を記録している。「毎年風向きも一緒で、不思議と2打目で残る距離が得意クラブとぴったりのことが多い」。前日のクワドラプルボギーもティーショットのミス2発だが、「昨日もミスはそこだけ」とすぐに気持ちは切り替えた。
首位の20歳・古江とは5打差、2位の19歳・笹生を3打差で追う。「ちょっと前までは若い子といえば、勢いがすごいなという選手はいた。今の子たちは自信があり、落ち着いていてスキがない。すでに技術が高く、のびしろもある分、末恐ろしい」
9月の日本女子プロで9位、10月の日本女子オープンで7位と国内メジャー2戦でトップ10入りの成績を挙げた実力派の32歳。最終日最終組に割って入り、若い選手にどこまで食い下がるか。（串田孝義）
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November 21, 2020 at 06:35PM
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32歳菊地、首位と5打差 若手追いかけ最終日へ - 日本経済新聞
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