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レストランに生まれ変わった寝台特急「北斗星」。コロナ禍で売り上げが激減し、ピンチを迎えていました。 ひときわ目を引く町中のブルートレイン。東京・上野と札幌を結んだ寝台特急「北斗星」です。 中をのぞいてみると長い廊下が続いていて、廊下を抜けると、テーブルが並んでいてレストランになっています。 引退した北斗星の食堂車が生まれ変わっていました。ハンバーグなどの洋食や併設されたベーカリーが人気のレストランです。 地元の人:「なかなかこういうのない。皆、物珍しくて喜んで見ている」「電車の中でご飯食べられるのは貴重な体験だった。娘も楽しそうでご飯もおいしかった」 そんな地域に親しまれているレストランに存続の危機が訪れていました。 “グランシャリオ”運営、PYC・嶋田悟志代表:「きれいな青だったが、段々色があせてきている。ガラス面を見て頂ければ分かるが、サッシの周りから水が入り込んで鉄が浮いている」 深刻な老朽化です。北斗星が現役のころから数えるとおよそ30年もの月日が経っていました。 “グランシャリオ”運営、PYC・嶋田悟志代表:「動いている方が電車は長持ちして止まっている方が老朽化が早い。板金をやり直し、サッシも全部入れ替えて水がしみないように工事しなければ。(修繕費が)トータルで約1000万円かかる」 この修繕費、当初は店の利益で賄う予定だったといいます。しかし、コロナ禍で売り上げが激減。インターネットや店頭で支援を呼び掛けることになりました。すると…。 募金した鉄道ファン:「個人的に好きだった車両。車両自体が希少価値があるので、残していきたいと思って今回来た」 地元の人:「昔からのものを守る活動は、どんどんしていった方が良い」「応援してます」 鉄道ファンや地元の人を中心に支援の輪が広がっているのです。 “グランシャリオ”運営、PYC・嶋田悟志代表:「障がい者の方たちの就労の場所を残したくてクラウドファンディングをやっている。本当に支援して頂いた方々、300人以上にご支援頂いている。本当にありがたいです」 北斗星が現役のころの姿をもう一度。現在800万円以上の支援金が集まっています。
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