「SALONE(サローネ)」グループとして、ハイエンドなイタリアンレストランを展開する「ジュン・アンド・タン」は、イタリア・シチリアでミシュランガイド1つ星を10年間とり続けた「bye bye blues(バイ バイ ブルース)」と提携。
東京・丸の内にイタリアンレストラン「byebyeblues TOKYO(バイバイブルース トウキョウ)」を、11月24日(木)にオープンする。
コンセプトは「イタリアと時差のないリストランテ」
「bye bye blues」の日本初出店になる「byebyeblues TOKYO」の料理監修は、本店でシェフを務めるパトリツィア ディ ベネデット氏が行う。
イタリア・シチリア島パレルモに、1991年にオープンした「bye bye blues」は、ミシュランガイドで10年間1つ星を獲り続けた名店で、シェフのパトリツィア氏は、シチリアで最も知名度の高い女性の料理人。
オリーブオイル・野菜・果物・スパイスと、ふんだんな地中海の魚介類を組み合わせ、クリエイティビティあふれる料理に仕上げる。提供する料理は、どの皿も驚くほど軽やか。それでいて、食べ手の満足感を満たすのは、シェフの卓越した調理技量による。
「SALONE」グループは、イタリアから帰国間もない料理人の起用など「イタリアと時差のないリストランテ」を伝えることをテーマにしてきた。しかし、世界的パンデミックによってその往来が一時的に途絶えることになる。
コロナ禍において「イタリアの今」をどう伝えていけばよいのか。同グループが出した答えは「イタリアのリストランテそのものをもってこよう」というものだった。それがこの度の「bye bye blues」の誘致に繋がった。
「bye bye bluse TOKYO」では、本店で人気を博する「カジキ鮪のインボルティーノ 茄子のカポナータ添え」「イカ墨を練り込んだカバテッリ 赤海老と槍烏賊のソースと雲丹の泡」の他、親日家のパトリツィア氏が自ら日本の産地を巡り見出だした日本の食材を使ったシチリア料理をコースで用意する。
夕日が沈むシチリアの海をイメージした店内で、リラックスしながら「イタリアと時差のないリストランテ」の味を満喫しよう。
パトリツィア ディ ベネデット氏からのメッセージ
「bye bye bluse TOKYO」の料理監修を行う、パトリツィア ディ ベネデット氏は「日本に出店できてとてもうれしい。日本に私たちのレストランを持つことは長年の夢でした。」と語る。
パトリツィア氏は、今年6月に久しぶりに来日。「SALONE」グループのメンバーたちと、千葉県八街市の「エコファーム・アサノ」、東京都西東京市「ニイクラファーム」など、日本の生産者たちを訪問した。
その上で「東京店では、パレルモと変わらないリストランテの料理を出していくが、食材については日本のものをどんどん使っていきたいと思う。」と述べる。
「bye bye bluse TOKYO」のコンセプトは「イタリアと時差のないリストランテ」だ。しかし、親日家であり日本食材の価値を認めるパトリツィア氏が、本物のシチリアの味に、日本の食材をどう溶け込ませて皿の上に表現するのか。今から、そんな心躍るひと時が楽しみでならない。
byebyeblues TOKYO(バイバイブルース トウキョウ)
所在地:東京都千代田区丸の内2-7-3 東京ビルTOKIA 1F
営業時間:11:30~15:00(L.O.13:00) 18:00~22:30(L.O.20:00)
公式サイト:https://www.byebyeblues.tokyo/
(高野晃彰)
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