2014年以来、6年ぶりに羽田空港へ乗り入れている全日本空輸(ANA/NH)のターボプロップ(プロペラ)機の運用が、7月21日で最終日となる。新型コロナウイルスの影響により、需要が落ち込んだ路線に6月1日から投入していたが、夏季需要が本格化する22日からは従来通りジェット機による運航に戻る。
羽田に乗り入れているのは、通常は地方路線を飛ぶボンバルディアQ400(現デ・ハビランド・カナダDash 8-400)で、ANAウイングス(AKX/EH)が運航。座席数は1クラス74席で、羽田発着の中部と秋田、函館、石見、高知の5路線に投入してきた。
通常はボーイング787-8型機(2クラス335席:プレミアムクラス12席、普通席323席)や737-800(2クラス166席:プレミアムクラス8席、普通席158席)、エアバスA321型機(2クラス194席:プレミアムクラス8席、普通席186席)で運航している路線で、22日以降はこれらの機材を中心に大型化する。
最終日の21日は、5路線のうち秋田線以外にQ400を投入。2機のQ400(登録記号JA462A、JA463A)で4路線を運航している。
2014年3月31日までターボプロップ機で運航していたのは羽田-三宅島線で、Q400よりも小型のQ300(1クラス56席)を投入していた。
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