滑走路を間近に眺められる中部国際空港(愛知県常滑市)の展望レストラン「アリスダイニング」が、九日に閉店する。二〇〇五年二月の開港以来、展望風呂と並ぶ「セントレアの象徴」とされ、婚礼などで利用されてきたが、新型コロナウイルスの影響で客は減っていた。歩みをともにしてきた総支配人や料理長らは名残を惜しむ。 (成田嵩憲)
第一ターミナルにある全長三百メートルの展望台「スカイデッキ」の階下にアリスがある。「スカイデッキでプロポーズし、アリスで恋人と食事する男性がたくさんみえました」と、支配人の柴田典宏さん(48)が振り返る。
百五十席あるフランス料理のレストラン。「空港ウエディング」を挙げた六百組以上が披露宴に使った。滑走路から四百メートルほどで、旅客機の離着陸を間近に楽しめる。「非日常の空間が好まれた」と柴田さんは語る。
著名な石鍋裕シェフが監修し、料理長の永宮裕之さん(42)らが腕をふるった。国内外の賓客の姿も見られ、開港記念式典には皇太子時代の天皇陛下も利用したという。「お客さまにとって、優しい味を追求してきたつもりです」(永宮さん)。中華や和食のレストランを併設した時期もあった。
だが...
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