アメリカの娯楽大手、ウォルト・ディズニーのことし9月までの3か月間の業績は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響でテーマパークの売り上げが大きく減っていることから、2期連続の最終赤字となりました。
発表によりますと、ウォルト・ディズニーの、ことし7月から9月までの売り上げは前の年の同じ時期に比べて23％減って、147億ドル、日本円で1兆5400億円余りでした。
このうち、テーマパーク部門は新型ウイルスの影響で休業したり、再開しても入場者の数を制限したりしているためマイナス61％と、大幅な減少となったほか、映画部門も作品の公開延期などで52％減りました。
この結果、最終的な損益は7億1000万ドル、日本円で745億円の赤字でした。
新型ウイルスの感染拡大の影響を受けた、4月から6月の赤字額は5000億円と巨額でしたが、これで2期連続の赤字となりました。
ディズニーは去年から始めた動画配信サービスの契約者数が、前の3か月に比べ3割近く増えて7300万人余りに達し、新たな成長分野として事業の再編などを進める一方で、巨額赤字が続く中、アメリカ国内で2万8000人に及ぶ大量の人員削減を余儀なくされています。
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November 13, 2020 at 09:10AM
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米ウォルト・ディズニー 新型コロナ影響で2期連続の最終赤字に - NHK NEWS WEB
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