経営再建中のタイ国際航空の本社に、機内食と同じメニューを提供するレストランがオープンした。従業員用カフェを一般客向けに改装し、航空機の座席をしつらえ、客室乗務員らが接客する。新型コロナウイルス禍で大幅な減便を余儀なくされる中、少しでも利益を上げるのが狙い。昼までの営業にもかかわらず、毎日1000人ほどが訪れる盛況ぶりだ。
首都バンコクの本社ビル外に架設されたタラップを上り、2階の店内へ。ファースト、ビジネス、エコノミークラスに分かれ、ファーストは2223バーツ(約7400円)のフルコース。エコノミーはセルフサービスで、シーザーサラダやパスタなどのほか、和食も含めた各国料理が200バーツ程度で楽しめる。
店内ではパイロットや客室乗務員と写真を撮れるサービスも。友人と訪れた女性は「スタッフのもてなしが素晴らしかった」と満足そうだった。
タイ航空は5月、事実上経営破綻した。業績が長年低迷していたところに、コロナ禍による運休が追い打ちを掛けた。裁判所の管理下で再建を進めているが、欠航が続く中、わずかでも収益を上げようと機内食のデリバリーを始め、好評だったため9月にレストランをオープンした。
ケータリング部門を統括するワランカナ・ルーローウォン役員は「一時帰休させていた社員に働ける場を提供できることも大きい」と語る。乗務員のコッチャモン・ゴングートさんは「本当のフライトではないけれど、お客さまと接するのはうれしくやりがいがある」と笑顔を見せる。
再建完了には5年かかるとみられ、タイ航空は「できることは何でもする方針」(ワランカナ氏)だ。バンコクの別の営業所で販売を始めたスイーツは、早朝から行列ができるほど人気。
機内食レストランはチェンマイやプーケットでも開く予定で、パイロットの訓練用フライトシミュレーターを一般に有料公開するサービスも始めた。(バンコク 共同)
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November 03, 2020 at 04:02AM
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タイ航空がCAが接客する機内食レストラン フライトシミュレーター有料公開も - SankeiBiz
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