約40年にわたり活躍し、機体番号から「シシマル」の愛称で親しまれた航空自衛隊百里基地(茨城県小美玉市)の戦闘機「F4ファントム440号機」が1日、引退に伴うラストフライトで浜松基地(浜松市西区)に降り立った。しばらく整備用格納庫に収容された後、来年度中に基地の広報館「エアーパーク」で展示される。
百里基地からの約1時間のラストフライトは、快晴で富士山や日本アルプスの山々がよく見えたという。着陸後には、消防車の放水と隊員らの大きな拍手で迎えられ、引退セレモニーを行った。
熊谷三郎浜松基地司令は「航空自衛隊発祥の浜松で大切に預かり、航空自衛隊の歴史を伝えられることを光栄に思う」と述べた。操縦かんを握った岩木三四郎2等空佐は「時代とともにあり続けた名機が浜松で広く広報活動をしていく。ありがとう、お疲れさま」と話した。
シシマルは、全世界のF4で最後に生産された機体で、1981年に小松基地(石川県小松市)に配属された。当初は対航空機戦闘機として用いられ、その後、対艦対地攻撃用支援戦闘機として働いた。総飛行時間は6810時間。後継のF35の導入に伴い、一線から退く。 (中田弦)
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