内閣府から「どぶろく特区」に認定されている福島県国見町のJR藤田駅前に9月中旬にも、どぶろくを提供する農園レストラン彩季亭(さいきてい)がオープンする。醸造・調理責任者の井内良則さん(56)=国見町=は「地域に根ざした憩いの場にしたい」と意気込んでいる。
どぶろく特区では自前のコメを使い、どぶろくを製造、販売できる。井内さんは、どぶろくで地域貢献を目指して昨年5月に桑折町の食品工場を退職し、準備を進めてきた。
原料のコメは、知人で国見町在住の鈴木俊一さん(58)が育てたコシヒカリ。どぶろくは甘くコクのある飲み口に仕上がった。レストランでは地元の野菜を使った料理も提供する。
24日に関係者向けの内覧会が開かれ、井内さんは「地元の方に喜ばれる場所にする」、鈴木さんは「町おこしにつなげたい」と語った。
どぶろくは「あつかしのどぶろく」として販売する。720ミリリットル入りが税込み1400円、300ミリリットル入りが同600円。持ち帰りもできる。24日から町内の山形屋酒店で取り扱っている他、来月から道の駅国見あつかしの郷や中華料理店「桜華楼」でも販売する。
レストランの営業日は水曜日から土曜日までの週4日。時間は午前11時から午後2時と午後6時から同10時だが、新型コロナウイルス感染対策で変更する場合がある。当面は予約制にする。問い合わせは彩季亭へ。
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