フレンチレストラン「restaurant Blanc(レストラン ブラン)」(さいたま市中央区上落合8、TEL 048-764-8224)がオープンして1カ月がたった。(大宮経済新聞) 【写真】埼玉・長瀞の渓流をイメージした「初めの一皿」 厨房(ちゅうぼう)に面したカウンター席と、テーブル席の全8席。完全予約制で、料理は3種類のコース(9,000円、1万1,000円、1万3,000円)のみを用意する(1月からは2種に変更)。 オーナーシェフの大谷陽平さんは都内やフランスのレストランで修業を積み、2016(平成28)年4月、東京・虎ノ門にビストロ「Blanc a tokyo」をオープンした。大谷さんは「店は順調だったが、虎ノ門店の開店当時から私と妻の地元である埼玉での出店を見据えていた」と話す。さいたまに物件が見つかったことを機に今年7月末に虎ノ門店を閉店し、大宮へ移転した。 「ローカルとローカル」がコンセプトの同店。大谷さんは「県外からのお客さまに埼玉の食文化を知ってもらい、県内のお客さまには県外の食文化に触れてもらう」ことを大切にしている」と説明する。秩父長瀞の水を使っただしにかんきつの香りを加えた「初めの一皿」や、深谷ねぎなどを使う「3種の埼玉の小鉢」など、埼玉の食材をメインに県外の食材を合わせたコース料理を展開する。料理を盛る器もコンセプトに合わせ長瀞の渓流や、鋳物の町として有名な川口の煙突などをイメージしたものをオーダーメードしたという。 大谷さんは「虎ノ門店はアラカルトメニューとワインでワイワイとにぎやかな雰囲気だったが、移転後は落ち着いた空間でお客さまと私たちがじっくりと会話を楽しめる店にした。お客さまの目の前に厨房があるので調理中のライブ感を味わってもらいながら、食材やワインについてお客さまと直接会話するのも楽しい」と話す。 妻で社長の大谷よりさんは「虎ノ門時代のお客さまや子連れの家族、子育てが終わった世代のお客さまなど、1カ月足らずの間に幅広く来店してもらい、『また予約したい』と声を掛けてもらうことも多い。臨機応変に接客を工夫したり、食事中にお客さまから聞いた話を参考に『次回来店の時にはこんな料理はどうか』とシェフたちと考えたりできるのは、少人数の予約制ならでは」とほほ笑む。「近くにさいたまスーパーアリーナやホテルなども多く、県外から来店するお客さまもいる。料理を通じて、埼玉や大宮の魅力を当店から発信できれば」とも。 営業時間は18時~。要予約。月曜定休。
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