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Wednesday, February 23, 2022

GM、ガソリン代決済やレストラン予約など可能な車載お買い物アプリ終了へ。利用者伸びず - Engadget日本版

John F. Martin for Chevrolet

John F. Martin for Chevrolet

GMは、ビュイック、キャデラック、シボレー、GMCといった傘下ブランドの自動車のインフォテインメントシステム向けに提供していたショッピングアプリ「Marketplace」を終了すると発表しました。

このアプリはドライバーがクルマの中からガソリン給油の決済をしたり、コーヒーなどの商品を注文・購入できるサービスでした。2017年にGMがこの機能を発表した際には、この業界初の機能に大きな期待が寄せられました。

米国では自動車に給油する場合、スタンド店舗内のレジで先に必要な額を支払ってから給油し、おつりが発生すれば再びレジで精算する方式が多いため、いちいちレジに歩いて行かずとも車内で決済できるGMのアプリは確かに有望にも思えます。ガソリンスタンド側もシェルやエクソン・モービルといった大手が対応し、ほかにもダンキンドーナツやホテル・レストラン予約、クーポン発行サービスなどがこのアプリに対応していました。

しかし、いざ蓋を開けてみれば、利用者数はさほど増えることはありませんでした。現在までに、このアプリを搭載するクルマは合計数百万台が走っているはずですが、CNBCによればMarketplaceアプリのアクティブユーザー数は数千人程度だったとのこと。目の付け所が良いように思えたビジネスでしたが、期待したほどには成長しなかったのは残念というほかありません。

今後はクルマ側に高度な機能を乗せるより、CarPlayやAndroid Autoなどスマートフォン機能を利用した新しい機能が出てきそうな気はするものの、いずれにせよニーズの見極めは慎重にすべきかもしれません。

Source:CNBC

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