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Thursday, March 31, 2022

集える農家レストランに 郷土食など提供 南越前に「四季菜」オープン :日刊県民福井Web - 中日新聞

多くの客でにぎわうオープン初日の店内 

多くの客でにぎわうオープン初日の店内 

オープンを祝し、テープカットをする関係者たち=いずれも南越前町の農家レストラン四季菜で

オープンを祝し、テープカットをする関係者たち=いずれも南越前町の農家レストラン四季菜で


 地元女性らの企業組合 指定管理者に

 南越前町脇本の農産物直売加工施設を改修した農家レストラン「四季菜(しきさい)」が三十日、オープンした。地域の農産物を使った郷土食などの提供や総菜、加工品の販売を行う。子育て世代や高齢者など幅広い世代が気軽に集い、交流できるレストランを目指す。 (堂下佳鈴)

 農産物直売加工施設「四季菜」は、昨年十月に同町の道の駅「南えちぜん山海里」に直売機能を移転した。空いたスペースを改修し、農家レストランとしてリニューアルすることになった。

 レストランでは、座敷やテーブル席、カウンターの計四十五席を設置。日替わり定食や麺類、丼物など充実したメニューを提供する。五月からは伝承料理や地元に由来する食材を使った定食の提供も始まる。総菜コーナーでは弁当や煮物、おはぎなどを販売する。

 四十〜六十代の地元の女性たちで作る企業組合「そまの恋姫サラダ会」が指定管理者を担う。代表理事の川崎美智子さんは「いつかどこかで開けたらいいなと思っていたので夢が現実になった」と笑顔を見せた。

 この日のオープン式には、岩倉光弘町長や杉本達治知事ら十五人が出席。テープカットをして、オープンを祝った。

 総事業費は三千六百六十一万円。県の新福井ふるさと茶屋支援事業を活用した。

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