バスを撮影することを通称“撮りバス”という。ロードサイドが一般的だが、たまには少し上から俯瞰した写真を撮影するのはいかがだろうか? 都内ならば渋谷ヒカリエがオススメ!! バスの撮影ができるうえにランチまで楽しめるのだ。普通にランチ目的でもお役に立つので画像ギャラリーとともにご覧いただきたい。
文/写真:古川智規(バスマガジン編集部)
【画像ギャラリー】ヒカリエから俯瞰で撮りバスを楽しむ!(14枚)
渋谷でズバリ「渋谷定食」
東急が運営する渋谷ヒカリエ8階のクリエイティブスペースでは2022年5月8日までの期間で『 SHIBUYA WANDERING CRAFT 2022(シブヤ ワンダリング クラフト)』を開催している。その記者発表会を取材した。
このフロアではさまざまなイベントが行われるが、今回特に注目したのは、47都道府県の食材を選んで「 ○○県定食」を展開している「d47 SHOKUDO」だ。今回は「渋谷」にちなんだ「渋谷定食」が期間限定で登場。
特にランチメニューというわけではないので、期間中は行けば食べることができる。写真で見た感じも肉眼で見た感じも、パスタがあるだけで特に変わった雰囲気はない。このパスタは「たらこスパゲッティ」だ。
見た目は白いがしっかりとたらこと出汁の味が感じられ、見た目よりも量も多いので満腹感がある。実はたらこスパの発祥の地は渋谷だと言われている。
広々として眺望抜群!
レストランスペースは広々としていて、窓側に面した席であればヒカリエ8階からの眺望なので優れているのは言うまでもない。常に変化する渋谷なのでどこかしこで工事が行われているが、ここからであればJRのガードを越してスクランブル交差点も視界に入る。
そしてヒカリエの真下には渋谷駅前のバスターミナルがあり、多くの都営バスと一部の東急バス等が乗り入れ、頻繁に出入りする。明治通りには別の系統の路線バスやハチ公バスも通り抜ける。
この付近だけであればスマホでも構わないし、一眼レフであれば100mm程度の望遠で十分に撮影可能だ。ちなみに本稿の写真はすべてCanon KissX7+シグマ18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSMという組み合わせだ。中古でそろえても5万円以下の格安機材である。
望遠レンズがあれば京王バスも!
前述したスクランブル交差点には京王バスや一部の都営バスも発着しているので200-300mmのズームレンズがあれば撮影は可能だ。
渋谷のど真ん中で渋谷定食をいただきながら、眼下に広がる無数の路線バスを撮影しながら「新型エアロスター」や「日野ブルーリボンシティハイブリッド」貴重になった感のある「日産ディーゼル西工スペースランナー」を記録撮影してみるのも面白い。
食後は8階を散策
8階は面白いスペースが盛りだくさんなので、食後に歩いてみるとさまざまな雑貨やアート、変わった書店まであり非日常のひと時が味わえる。
路上での撮りバスもいいが、俯瞰で見るバスもなかなかなモノ。撮影地に困ったら渋谷定食を味わってみてはいかがだろうか。
【画像ギャラリー】ヒカリエから俯瞰で撮りバスを楽しむ!(14枚)
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