※スープ・サラダ・パンorライス・珈琲or紅茶付き
直径10センチ、高さ2~3メートルにまで成長するラワンぶきの旬は6月初旬から7月初旬。足寄町のみで生産され、現在は約20戸の農家が栽培。鳥羽農場では年間約50トンを出荷している。出荷できるサイズに成長するまで約3年かかるというから驚き。軟らかくシャキシャキとした食感で、食物繊維やミネラルも豊富に含む。独特の風味にファンが多い野菜だ。
今月の協力店は、地場で収穫された野菜のメニューを数多く提供する人気店「ル・ボルドー」。十勝で生まれ育ち、フランスで修行した加藤代表の作るメニューは地元愛にあふれている。和の食材のイメージが強いラワンぶきを、牛肉のパテを合わせたフレンチの一皿に。絶妙な火加減で、フキの食感を残しつつ軟らかく仕上げた。JAあしょろ自慢の味わい深いゴーダチーズと、黒ビールを使用した酸味のあるソースとの相性も抜群。野菜のトッピングや、ミモザに見立てた卵黄など、目でも春を楽しめる。
ラワンぶきをまだ食べたことのない人も、これまで和の味付けで親しんできた人も一度ご賞味あれ。
レストラン ル・ボルドー 代表 加藤和彦さん
<レストラン ル・ボルドー>
帯広市西16条南5丁目17-9
Tel:0155・38・3440
営:ランチ 11時30分~14時(LO45分前)
ディナー17時30分~21時30分(予約制)(LO1時間30分前)
休:水、木曜
JAあしょろ 青年部部長 鳥羽翔太さん
今年1月に実家のラワンぶき農場の代表に就任し、青年部の仲間16人と足寄町の次世代の農業を担う。「全部が手作業で栽培。多くの人においしさを知ってほしい」と話す。
<JAあしょろ>
Tel:0156・25・2131
食材PICK UP
ラワンぶき
旬の時期には生のものが出回るほか、足寄町では水煮や漬物、カレーなどさまざまな加工食品も作られている。道内のスーパーで購入することができる。
※フリーマガジン「Chai」2022年5月号より。
※写真の無断転用は禁じます。
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