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Sunday, May 15, 2022

「地元でとれた魚を地元で」 レストランを立ち上げた漁師 - 朝日新聞デジタル

 富山湾に面した富山市水橋地区。水橋漁港近くを歩くと、大きなイカが描かれた特徴的な建物が目に入る。昨秋に開店したレストラン「水橋食堂 漁夫」。「地元の人においしい魚を食べてもらいたい」と若手漁師らが立ち上げた。新鮮な刺し身を豪快に盛りつけた海鮮丼などが人気を集め、県外からも大勢のお客が訪れる。運営会社「遊水会」の代表社員で漁師の安倍久智(ひさのり)さん(42)は、「地域の人の憩いの場にもしていきたい」と意気込む。

 漁業とは無縁の富山市街地で育った。専門学校を卒業後、市内の自動車整備工場で働いた。だが、「人に使われることが好きではなかった」。自分には向いていないと感じ、26歳の時に退職した。

 新しい仕事を探していたところ、水橋漁民合同組合が漁師を募集していることを知った。元々、釣りが好きだったこともあり、漁師としての人生をスタートさせた。

 先輩漁師から網の縛り方など…

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