埼玉県秩父市内に残る歴史的建造物を再生し、観光集客と地域の活性化を目指す取り組みが進んでいる。開発業者などが出資した企業と市が推進するプロジェクトだ。第1弾として、薬局やたばこ店、履物店だった古民家3棟が昭和初期までの外観を残したまま改修され、この夏、ホテルやレストランに生まれ変わる。
再生されるのは、西武秩父駅に近い市中心部に残る、明治から昭和初期の時代に建築された「マル十薬局」と、昭和初期の「小池
プロジェクトを担う「秩父まちづくり」には、西武リアルティソリューションズや三井住友ファイナンス&リースなどが共同出資しており、市とともに中心部の古民家の再生・活用や地域の歴史・文化を後世に伝える事業を進めている。
秩父には養蚕と絹織物で栄えた時代の建造物が多く残る。街歩き用の着物の貸し出しや人力車の運行などに携わる業者は、「絵になる建物がそこかしこにある」と胸を張る。今回再生される3棟の周辺もレトロな雰囲気が漂うが、市は「秩父の顔にふさわしい街並みづくりにアクセントを与えるだろう」と期待している。
からの記事と詳細 ( 薬局は客室とレストラン、たばこ店はカフェと客室…昭和初期の古民家3棟をホテルに再生 - 読売新聞オンライン )
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