「レーガン大統領が毎朝最初に読んでいた」
安倍晋三元首相が、山上徹也から銃撃され死亡した事件。山上は、犯行の動機として、旧統一教会、現在の世界平和統一家庭連合への恨みがあったと供述している。
日本人にとっては、「カルト教団」というイメージしかない統一教会だが、アメリカに行くと、全く違うイメージになる。違うイメージというのは、少し言い方がおかしいかもしれない。統一教会は、カルト的な新興宗教というイメージも持たれながらも、いくつかの他のイメージを持たれている。
1つは、「統一教会は、米国の伝統的な保守色の強い宗教」というイメージだ。
これは、アメリカの保守層(つまり共和党支持層)における認知度が極めて高い「ワシントン・タイムズ紙」が統一教会の資本で運営されていることからきている。このワシントン・タイムズ紙は、歴代の大統領や共和党議員が愛読していることで知られている。
リベラル色が強く、ワシントン・タイムズ紙に最も批判的なニューヨーク・タイムズ紙の言葉を借りて紹介してみる。
ワシントン・タイムズ紙とは、
・この新聞は、保守派のジャーナリストを育てる重要な場となった(2009)
・自由、信仰、家族、奉仕といった中核的価値観を堅持する右派的な編集姿勢で最もよく知られている。(2008)
・ワシントン・タイムズ紙は、保守界隈で尊敬される新聞(2012)
・ワシントン・タイムズ紙の特徴は、その鋭く保守的な編集姿勢にある。1982年の設立後、レーガン政権下のホワイトハウスに影響力を持ち、人脈もできた。(1989)
・この新聞は保守的で、読者には大統領をはじめレーガン政権関係者が多い。(1987)
・「ロナルド・レーガンが毎朝最初に読むのはワシントン・タイムスだ」(1987)
※いずれもニューヨークタイムズ紙からの引用で、( )内は記事が掲載された年。
トランプ前大統領の執務室にも常備されていたことが確認されていて、同紙は、部数はニューヨークタイムズ紙やワシントンポスト紙に大きく劣るものの、米国保守層の中で抜群の存在感を示しているのが見てとれる。
からの記事と詳細 ( 大統領も読む保守紙を発行し、アメリカのSUSHIレストランの8割を供給する「統一教会」 - 現代ビジネス )
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