店内にビール醸造所を構えたレストラン「Brewin’bar&Nature(ブリューインバー&ナチュール)銀座醸造所」がリニューアルオープン。
「クラフトビール×ナチュラルワイン×フレンチ」という、珍しい店舗で楽しい時間を過ごそう。
「ブリューパブ」というスタイル
1985年創業のオーセンティックバー「モンドバー」は、夜な夜な紳士淑女が集まる社交場として、30年もの歴史を築いてきた。
やがて、2015年12月に、店内にビール醸造所を設けた「ブリューインバー モンド」として、新たなブリューパブスタイルを確立した。
新鮮なビールやオリジナルビールが飲めるという魅力
ブリューパブは、パブ・レストランに小規模なビール工場を設置しており、その場で造ったビールを販売・提供してくれる。
つまり、店舗内にて醸造するので、ビールの劣化がなく、新鮮なビールが飲める。また、そこでしか飲めないオリジナルレシピのビールを飲めるのも特徴。
しかし、一流のビールを造る技術や酒造免許等が必要になってくるため、日本ではまだブリューパブ形式の店舗は多くないのが実情だ。
醸造所が見学できるレストラン
そんな中で同店は、「旅をさせない唯一の酒」とは何か、というコンセプトを突き詰めるべく、2022年3月に「Brewin’bar&Nature 銀座醸造所」として、再リニューアル。
店内醸造のクラフトビールだけに留まらず、こだわりフレンチや自然派ワインまでも扱う、どこにもない店を目指している。
同店のビールは無ろ過、無殺菌で酵母が生きたビール。種類は季節によって変更され、IPAやヴァイツェン、ラオホなどが楽しめる。価格はグラスで800円、USパイントグラスで1,500円、UKパイントグラスで2,000円だ。
また、ナチュラルワインはグラスで1,200円から、ボトルは6,000円からとなっている。
ビールやナチュラルワインとのマリアージュ
同店ではクラフトビールとナチュラルワインの親和性は非常に高いと考えているため、それをさらに引き立たせる料理にも注力している。
例えば「ウルグアイ産黒毛牛サーロイン」や「蝦夷鹿のパテ ド カンパーニュ」「キッシュ・ロレーヌ」など、シェフがこだわり抜いた食材と調理法でビールにもワインにも合うように仕上げており、どれをとっても逸品だ。
ブリュワー、ソムリエ、シェフ、バーテンダーがアイデアを出し、「このキッシュにはビールなら何が合うか。ナチュラルワインなら」などと、日々ここにしかないペアリングをつくりたいと話し合っているそう。
自慢のクラフトビールと厳選した自然派ワイン、そして逸品料理とのマリアージュを堪能してみよう。
Brewin’bar&Nature 銀座醸造所
所在地:東京都中央区銀座8-11-12 正金ビルB1F
営業時間:月〜金16:00~23:00、土14:00~22:00
定休日:日祝
公式サイト:https://brewinbar.com/
(田原昌)
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