2023年2月18日
たじま高原植物園(香美町村岡区和池)が冬季限定で開設する「かまくらレストラン」が好調だ。今季は暖冬による雪不足が懸念されていたが、1月末の大雪で2月の土日の予約はほぼ満杯に。かまくらの中で但馬牛のバーベキューを味わう“非日常体験”が、京阪神など積雪の少ない地域から訪れる観光客に注目されている。
今季のかまくらレストランは昨年12月24日、同園の駐車場にオープン。例年、家族連れやグループが多いことから6人用を3基用意した。かまくらの高さは約2メートル30センチで、内部は4畳半ほどの広さがある。
バレンタインデーの14日には、ハート形やバラの花状に盛り付けられた但馬牛の特別メニュー2品を無料で提供。三重県から恋人と訪れていた会社員の丸山翔太さん(28)は「かまくらの中は意外と寒くなく、快適。非日常的な気分を味わえるのが楽しい」と話し、うれしそうに但馬牛をほおばっていた。
今季は1月末現在で261人の利用があった。積雪に恵まれた昨季と比べ半数ほどだが、2月に入ってからは順調なペースで予約が入っているという。同園の石原亮支配人は「かまくらは大人も童心に戻って楽しめる。この地域の資源でもある雪や但馬牛など、但馬の魅力を存分に味わってもらいたい」と話している。
今季は3月中旬までの営業を予定。時間は正午~午後9時。木曜日定休(祝日を除く)。メニューは5500円~3万円の4コース。バレンタインデーに無料だった特別メニューは、2品合わせて1800円で提供する。事前予約が必要。問い合わせは電話0796(96)1187。
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