４月に閉店した岩手県花巻市のいわて花巻空港のレストランが、テナントが変わり５月２４日以降に営業が再開されます。
５月１０日は、花巻・台湾の国際定期便が３年ぶりに運航再開したのに合わせ、このレストランが１日限定でプレオープンしました。
大きなカツとナポリタンを組み合わせた花巻名物「ナポリかつ」。
空港内に１日限定でオープンしたのは、花巻市内でマルカンビル大食堂を運営している上町家守舎が手がけた「いわて花巻大食堂」です。
県空港ターミナルビルでは４月、空港内のレストランが閉店したことに伴い、市内で愛されるマルカンビル大食堂のような場所を作りたいと上町家守舎に問い合わせし、出店が実現しました。
メニューにはマルカンビル大食堂の大人気メニュー・ナポリかつもあります。
トンカツには花巻のブランドポーク・白金豚を使っています。
三宅絹紗アナウンサー
「カツがフワフワ・サクサクでジューシーです。脂の甘さを感じられて、爽やかな酸味のナポリタンといいハーモニーを生み出しています」
また、花巻出身の童話作家・宮澤賢治の「銀河鉄道の夜」をイメージしたスイーツもあります。
レモン汁をかけると徐々に紫色に変わる青いゼリーで、夜が更けていく空を表現しています。
１日限定でオープンした店内は大勢の利用客でにぎわいました。
福岡から訪れた人
「なかなかおいしい。各地から来たお客さんが岩手の食事をここで楽しめたらそれはいいですね」
上町家守舎 菊池英樹さん
「岩手の食材や空気感を味わってもらえる楽しい食堂にしていきたい」
また、県空港ターミナルビルでは地元の人の利用にも期待しています。
県空港ターミナルビル 阿部次郎総務課長
「基本的には飛行機乗る方・降りる方が利用するが、飛行機を利用しない方もぜひ来ていただいて食堂を使ってほしい」
いわて花巻大食堂は５月２４日からランチ営業を始め、６月１日にグランドオープンします。
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