佐賀市にある県内唯一のデパート「佐賀玉屋」に入るレストラン街が、利用客の減少を理由に27日を最後に閉店し、大勢の人が懐かしの味に別れを惜しみました。
佐賀市中心部にある「佐賀玉屋」南館のレストラン街は、買い物客などが利用する店として、建物が建設された1980年から地元で親しまれてきました。
入居するファミリー向けのレストランや和食店などあわせて4つの店は27日が最後の営業日となり、レストラン街がある7階では午前10時半の開店前から大勢の人が行列をつくりました。
開店と同時にほぼすべての座席が埋まり、このうちファミリー向けのレストランでは家族連れなどが懐かしの味に別れを惜しんでいました。
孫と食事をした60代の女性は「玉屋のお子様ランチで初めてスパゲッティをフォークでまいて食べました。最後に孫にもお子様ランチを食べてもらえてよかったです」と話していました。
レストラン街を運営してきた福岡市の企業「玉屋食品」によりますと、4つの店の利用客は新型コロナウイルスの感染拡大で大幅に減り、感染が収束に向かう中でも以前の7、8割ほどの水準にとどまっていたということです。
「玉屋食品」は「誠に残念ですが、閉店いたします。長い間、ご利用を頂きまして感謝いたします」とコメントしています。
レストラン街の閉店を受けて「佐賀玉屋」では新たなテナントを探しているということです。
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