虎ノ門ヒルズ ステーションタワー最上階の絶景を見渡せるTOKYO NODE内に、フレンチガストロノミー「apothéose(アポテオーズ)」が誕生した。同レストランを手掛けるのは、フランス「ERH(エール)」で2019年より5年連続1ツ星を獲得し続けてきた北村啓太(きたむらけいた)氏。フランスで共に過ごしたシェフ・パティシエやスーシェフ、ソムリエを率いる凱旋帰国だ。
北村氏の料理は、日々進化する独創的なスタイルのディナーコースのみ。日本各地を巡って探した最高の食材だけがもつ味わいから発想をふくらませ、季節の香りや風景を感じられる、今この瞬間にしかできない渾身の一皿にするという。そのため、約12品で構成されるコースは毎日微調整され、レシピも変化を続ける。磨き抜かれたフレンチの技術の中に和食や中華の要素も感じられ、メニューを見た時に想像する味を良い意味で裏切られることだろう。
料理を彩る器も秀逸だ。北村氏の故郷である滋賀県の信楽焼や佐賀県の有田焼や伊万里焼、新潟県のチタンを使った作品、石川県の伝統工芸など、日本が誇る職人にオーダーした器で記憶に残る料理を創造する。また、空間デザインはデンマーク・コペンハーゲンを拠点にするデザイナーユニット「スペース・コペンハーゲン」が手がけたもの。自然の中にいるかのような心地よさを感じるオリジナルのサウンドや香りにも注目だ。
text: chiharu honjo
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