2015年8月に大阪府寝屋川市の中学1年生2人が殺害された事件で、1審・大阪地裁の死刑判決に対する控訴を取り下げ、死刑が確定した山田浩二死刑囚(49)について、大阪高裁は17日、弁護側による取り下げ無効の申し立てを認め、控訴審を再開する決定を出した。検察側は最高裁への不服申し立てを検討する。
18年12月の1審判決によると、山田死刑囚は15年8月13日、寝屋川市の京阪寝屋川市駅近くで、星野
山田死刑囚は15年10~12月に殺人罪で起訴された。18年11月、地裁であった裁判員裁判の初公判で、2人の死亡時に行動を共にしていたことは認めたが、いずれも殺意は否認。弁護側は「星野君は熱中症などの体調不良で死亡した」と無罪を求め、平田さんについては「首は押さえたが殺意はなく、傷害致死罪にとどまる」と訴えていた。
これに対し、1審判決は、法医学者の証言などを基に2人とも他殺と認定。殺意も認め、死刑を言い渡した。弁護側が控訴したが、今年5月18日、山田死刑囚が自ら取り下げた。
同22日、大阪拘置所で面会取材に応じた山田死刑囚は、ボールペンの返却を巡って刑務官とトラブルになり、控訴を取り下げたとし、「怒りでパニックになった。深い考えはない」と説明。弁護側は同30日、「衝動的な行動で、控訴の取り下げは無効」として大阪高裁に控訴審公判を開くよう申し立てていた。
2019-12-17 08:48:00Z
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