Pages

Friday, May 8, 2020

シャープ、一転73%減益 前期最終 車・スマホ用パネル苦戦 - 日本経済新聞

シャープは8日、2020年3月期の連結純利益が前の期比73%減の200億円になったと発表した。8%増の800億円としていた従来予想を大幅に下回り、一転減益となる。新型コロナウイルスの感染拡大により中国などにある顧客企業の工場稼働率が低下し、中小型の液晶パネルなどの販売が落ち込んだ。退職給付費用の増加なども利益を下押しした。

売上高は5%減の2兆2700億円、営業利益は38%減の520億円となった。新型コロナの影響を織り込んでいなかった従来予想からそれぞれ1800億円、480億円下方修正した。純利益は直前の市場予想(QUICKコンセンサス)の665億円を大幅に下回った。

下方修正の主因は、主力の液晶パネルが不振だったことにある。中国などで納入先の工場の稼働停止が広がり、自動車やスマートフォンなどに使う中小型パネルの販売が減少した。中国では外出自粛によって個人消費が大きく落ち込み、大型テレビなど家電も振るわなかった。

自社工場の稼働停止も逆風となった。3月半ばにマレーシア南部ジョホール州のテレビ工場の操業を一時停止した。アジアや日本に輸出するテレビの出荷に遅れが出た。中国では都市封鎖などで物流機能が停滞したことも、各種製品の納入に影響が生じた。

空気清浄機や自社スマホ「アクオスセンス」シリーズなど一部の製品の販売は堅調だった。収益管理の徹底やコスト削減を進めたものの、主力製品の落ち込み分を補えなかった。

従業員の退職給付に備える費用が膨らんだほか、投資有価証券の評価損を特別損失に計上したことも利益を押し下げた。

液晶パネルの亀山工場(三重県亀山市)

液晶パネルの亀山工場(三重県亀山市)

シャープは16年3月期に2559億円の巨額の最終赤字に陥った。その後、台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業の傘下で構造改革を進め、18年3月期の売上高営業利益率は4%近くにまで上昇した。だが20年3月期は2%台前半まで低下したことになる。

新型コロナの感染拡大を受けた世界経済の悪化によって、21年3月期も車載やスマホ向けパネル市場の先行きは不透明だ。シャープが進めてきた構造改革は正念場を迎えている。

Let's block ads! (Why?)



"最終" - Google ニュース
May 08, 2020 at 08:12PM
https://ift.tt/2YKo7Ja

シャープ、一転73%減益 前期最終 車・スマホ用パネル苦戦 - 日本経済新聞
"最終" - Google ニュース
https://ift.tt/2TBKrCd
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update

No comments:

Post a Comment