アユ釣りはいよいよ最終章を迎えた。今年は岐阜・長良川中央、郡上両漁協管内とも大きな出水がなく、近年には例を見ないほど長く楽しめた。18、19日と長良川中央で竿出し。恒例のアユ供養をしてシーズンを締めくくった。 (中日釣ペン・餌取春義)
今年の長良川は魚影濃く、中央管内のみならず郡上管内の上流部でも異例なほど終盤に好釣果が出た。18日は中央管内の板取川へ。長良川に合流する板取川最下流部に午前10時から入川。竿8・5メートル、水中糸・単線メタル0・04号、掛け針・ダイレクト7号4本イカリでスタートした。
水温14度と低かったので竿のテンションは緩く泳がせる。なかなか掛からなかったが、流れの寄れでゴリゴリッというアタリで20センチが来た。メスできれいなアユだ。いいオトリが取れたが、その後は無反応。
瀬に移動すると、目印が吹っ飛ぶアタリで4連発。オスはサビて真っ黒だが、23センチのプリプリのメスも。正午までの2時間で5匹を数え、いったん川から上がって矢島おとり店へ。午後1時から恒例のアユ供養を仲間らと行った。
コロナや7月豪雨などがあったが、楽しませてもらった川とアユに感謝しながらアユを放流し、来シーズンの豊漁を願った。終了後は午後3時から本流の御手洗の瀬へ。この日は皆さん、今年の締めにと思っていたのか釣り人の姿が多く見られた。4時までの1時間で2匹を掛けた。
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