【ニューヨーク=河内真帆】米百貨店大手メーシーズが19日に発表した2020年8～10月期決算は、最終損益が9100万ドル（約94億円）の赤字だった。前年同期は200万ドルの黒字だった。人員削減に伴う退職金の支払いや、在庫品の償却が収益を圧迫した。
メーシーズの8～10月期決算は、消費者の実店舗離れがさらに明確になった=AP
売上高は前年同期比23%減の39億9000万ドルだった。実店舗への顧客の戻りは鈍く、既存店売上高は20.2%減った。一方でオンライン販売は27%増加した。外出機会が減り、消費者の支出はカジュアル衣料や家庭用品などに向いたという。
ジェフ・ジェネット最高経営責任者（CEO）は年末商戦について「今年は通常どおりにはいかない」と指摘。感染予防対策や配送の強化に注力すると強調した。
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November 19, 2020 at 09:47PM
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米百貨店メーシーズ、最終赤字94億円 8～10月期 - 日本経済新聞
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