全国有数のブランドである「佐賀牛」の魅力を広く知ってもらおうと、埼玉県のグランピング施設で20~22日にかけ、高級レストランの出張イベント「サシイレレストランby佐賀牛」が実施された。1日限定1組の計3組が、自然に囲まれたロケーションで、最上級のサシ(脂)を生かしたフルコースを堪能した。
佐賀県とJAグループ佐賀でつくる「“さが”農産物ブランド確立対策推進協議会」が、クリエイターのアフロマンスさんが率いる企業とコラボレーションして企画した。
埼玉県越生町の「オーパークおごせ」など三つのグランピング施設に、移動式のレストラントラックが登場。参加者は福岡県出身の料理人永山俊志氏が手掛けたカツサンドやロールキャベツ、しゃぶしゃぶ、焼きカレーなど全9品に舌鼓を打った。
夫と友人の計4人で参加した梅田まな美さん(34)=東京都=は「生まれて初めてのおいしさだった。他のお店では味わえない工夫もあって、佐賀牛の可能性を感じた」とファンになったようだった。(大橋諒)
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