岩手県盛岡市のレストランでは、障がいがあり外出が難しい人が、最新のIT技術を使って、ロボットで接客する試みが1月14日から始まった。
ロボット
「いらっしゃいませ。きょうのおすすめは担々麺でございます」
報告:馬久地 杜行記者
「このようにロボットが接客してくれます」
おすすめメニューを教えてくれるのは、「OriHime(オリヒメ)」という遠隔操作できるロボット。
このロボットを操っているのは、盛岡市に住む川下真由美さんだ。
脊髄が炎症を起こして歩行ができなくなる難病と闘っている。
外出することは難しいため、車いすになってから20年以上、仕事につけていなかった。
ふれあいランド岩手が施設内のレストランに導入したのは、障がい者による分身ロボットを使った接客だ。
自宅などにいる川下さんがインターネットで、ロボットについたカメラ画面を見ながらマイクで客に話しかけて、呼び込みをしたりする。
このシステムは2021年6月、東京のカフェで導入されたことをきっかけに、重い障害がある人が自宅で働くことを可能にすると、注目が高まっている。
分身ロボットで接客 川下真由美さん
「大人の仲間入りができたような気持ち。(働くことで)孤独を感じることがないような生き方ができていったらいいなと」
レストランでは川下さんの他、4人ほどを雇用していきたいとしている。
からの記事と詳細 ( 分身ロボットで障がい者が接客 盛岡市のレストラン<岩手県> - www.fnn.jp )
https://www.fnn.jp/articles/-/299178
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