調理から配膳まで全てロボットに任せることができる。
羽田イノベーションシティに開設された、ロボットのオープンイノベーション施設。
そこで行われていたのは、ロボットだけでレストランを運営する実証実験。
調理から配膳まで全てロボットでこなす“ロボットレストラン”。
川崎重工が運営している。
キッチンには3台のロボットがセッティングされ、カレーやパスタなどレトルト食品を加熱、開封し、食器に盛り付けてくれる。
配膳を行ってくれるのは、自立走行型ロボットの「Nyokkey」。
特徴的なのはアーム。
従来の配膳ロボットはアームが装着されていないため、食器を配膳台に乗せるために人の配置が不可欠だった。
しかし、Nyokkeyは、配膳から食器の片付けまでロボット1台で行うことが可能。
さらに、清掃やゴミ捨て作業も自動で行い、遠隔作業もできるため、緊急時でもロボットのみで対応することができる。
川崎重工 ロボットディビジョン長・高木登さん「大きいのは労働人口の減少。今コロナになってから、レストランから人がいなくなって、人が集まらないという状況にもなっている。それを解消するのが一つの大きな目的」
そして、実証実験を行う施設は羽田空港に隣接し、ロボット産業の活性化にもつながると期待しているという。
高木さん「営業マンとかも羽田は玄関口ですから、ここにいることはお客さんも呼びやすい。自分もどこかへ行きやすい。どんな業界でもこういう実証実験的なことが必要になると思うし、重要になるので、いろんな業界で一緒にやってくれるパートナー会社を見つけて、そこと徹底的にそれぞれの業界でやっていく形になると思う。どこまでロボットが求められるのか、どういったところが課題なのかということをやっていきたい」
からの記事と詳細 ( 調理から配膳まで「オールロボットレストラン」 アーム使って片付けも - FNNプライムオンライン )
https://ift.tt/VrjHUXc
No comments:
Post a Comment