北京市で行動制限緩和へ 6日からレストラン内飲食解禁、13日に登校再開＜新型コロナ＞ - 東京新聞

PCR検査のためにマスクをして並ぶ人々＝5日、北京市内で（AP）

　【北京＝白山泉】新型コロナウイルスの感染拡大に伴い市民の行動制限を厳格化していた北京市は6日から一部の地区を除き、レストランの店内飲食を解禁する。小中学校は13日から、幼稚園は20日から登校・登園を認めるなど、段階的に行動制限を緩和する。

　北京市では5月1日から市内全レストランの店内飲食を禁止したほか、公共交通の利用やオフィスへの出勤を制限してきた。6月4日の市内の新規感染者は19人にまで減少。中国メディアによると、北京市は、一部の地区を除き7日続けて市中感染が発生していないとして、こうした措置を徐々に緩和する方針を発表した。図書館やジム、娯楽施設などは入場者数を75％以下に制限した上で営業を再開。オフィスへの出勤を認める。

　一方、地下鉄を利用する際には3日以内の新型コロナの陰性証明の提示を求める。北京市に入った人は入境後3日以内に2回のPCR検査を義務づけ、1週間は会食や出勤を控えるよう推奨するなど、引き続き厳しい防疫対策が続く。

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