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Saturday, June 4, 2022

夏が旬「鮎を堪能できるレストラン」5選 | サライ.jp|小学館の雑誌『サライ』公式サイト - serai.jp

鮎の旬は初夏から夏にかけて。特に7月の鮎は若鮎と呼ばれ、骨も柔らかく美味しいと言われています。水質の良い河川で獲れる天然の鮎は、ほんのりスイカに似た香りを持つことから、「香魚」という異名を持ちます。川魚といえば生臭いというイメージがありますが、鮎は石についた水苔を食んで成長することで良い香りがするのです。川魚特有の淡白な味や泥臭さがなく、さわやかな香りや食味が特徴。環境保護のために旬の時期以外は禁漁になっている鮎は、まさに今の時期しか味わえない特別な食材です。

優雅なひとときを過ごせるレストランを厳選して取り扱う宿泊サイト「一休.com」に掲載されているレストランの中から、大人の贅を知り尽くしたサライ.jp読者におすすめしたい「鮎を堪能できるレストラン」を厳選しました。鮎の代表的な産地である、愛知、岐阜、滋賀の他にも、大阪、兵庫のレストランをピックアップ。

利用したいレストランを見つけたら、<一休ボタン>をクリックしてください。「一休.com」でWeb 予約が可能です。

鮎本来の味を最大限に生かしながら、より一層その食材を楽しむためにプロが趣向を凝らした特別な一品。ぜひ味わってみてください。

1:比良山荘

情報提供:一休.com

1959年に登山宿として創業した『比良山荘』。滋賀の山道を進むと、比叡山の奥の院、明王院と地主神社の門前という自然豊かな場所に、風情ある日本建築が現れます。四季折々の山の幸を使用し、丁寧に作り上げられた料理は、これまで数多くの人の心を虜にしてきました。

京都で日本料理の修行を積み、現在当主をつとめる伊藤剛治さんは三代目。滋賀の食材を活かしながら、手を加えすぎずに創意工夫を凝らした料理で、現在の「料理宿」というスタイルを確立しました。

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夏のお座敷限定「鮎食べ」

鮎、うなぎ、すっぽん、鹿、猪、山菜、野菜など、山の恵みをふんだんに使い季節ごとに変わる料理は、毎回新しい感動を与えてくれます。鮎を楽しむなら、6月上旬から8月末までの夏のお座敷限定の「鮎食べ」コースがおすすめ。その日に取れた最も旬な食材を楽しむことができます。お昼の時間帯には、コースよりお手頃な「鮎まんぷく膳」も。

お帰りの際には、お土産として、子持ち鮎を近江米と熟成・発酵させた「鮎なれ寿司」や、子持ち鮎に実山椒を入れて炊き上げた「さんしょ鮎」も購入可能。「なれ寿司」は琵琶湖周辺に伝わる伝統料理です。

自然に囲まれて食す絶品

由緒あるご神木を使っているという客間は、見晴らしも素晴らしく、お座敷でありながら椅子でゆっくりと食事を楽しめる点も魅力的です。三代目当主が試行錯誤の末にたどり着いた名物「月鍋」は、良質な熊肉を使った鍋。月鍋目当てに訪れるお客様も多いのだそう。

料理のテーマは「野太くも繊細、時にモダンを感じる懐の深い味」。自然に囲まれながらいただく絶品料理をお楽しみください。

【店舗情報】
予算 −
住所 滋賀県大津市葛川坊村町94 比良山荘
最寄り駅 JR線 堅田駅、京阪線 出町柳駅
営業時間 昼11:30~(13:00)/夜17:00~(19:00) 
※()内の時間はラストオーダーの時間です。
定休日 火曜日(隔週水曜日)

おすすめのプランは、「鮎食べコース」31,625円。

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2:名古屋浅田/JRセントラルタワーズ12階

情報提供:一休.com

『名古屋浅田』は、名古屋駅の真上セントラルタワーズ12階という好立地に店を構える加賀料理の料亭。創業なんと360年以上の老舗です。萬治2年(1659年)に創業し、慶應3年(1867年)に旅人宿『浅田』を開業、その後平成16年(2004年)に現在の『名古屋浅田』の開業に至りました。

なぜ歴史ある加賀料亭が名古屋に? と思われる方もいるかもしれません。実は、加賀百万石の領土を築いた加賀藩主前田利家は、尾張国荒子村、現在の愛知県名古屋市中川区荒子町の出身。名古屋は『浅田』にとって祖先誕生の地なのです。

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浅田恒例 夏季限定の「鮎づくし」

会席「鮎づくし」は浅田の名物。先付の鮎煎餅からはじまり、鮎山椒煮、鮎粽(ちまき)寿司、焼き鮎姿、鮎背越しのお造り、活け鮎の揚物、活け鮎の塩焼き、土鍋炊きの鮎ご飯まで、鮎を思う存分満喫できます。

また、夏季の予約限定「活け鮎塩焼きと五段重」で「鮎づくし」よりも手頃なお値段で鮎を楽しむことも。『名古屋浅田』では、日本アルプスの澄んだ雪解け水が流れる富山県庄川で育った鮎を使用しています。

金沢の食材にこだわった加賀料理

『名古屋浅田』のこだわりは、調理法や盛り付けのみならず、金沢から取り寄せた現地の食材を用いること。鮮魚は金沢港で水揚げされたもの、野菜は加賀野菜、そして料理に使用する水までもが石川県産です。

名古屋駅の真上であるにもかかわらず、食事をいただくお部屋はすべて個室。プライバシーが守られ、大都市の喧騒を忘れることができます。また、昨今の感染対策の点からも個室は嬉しいポイント。大切な人と、安心してお食事を楽しめます。

【店舗情報】
予算 昼6,000円〜7,999円/夜15,000円〜19,999円
住所 愛知県名古屋市中村区名駅1-1-4 JRセントラルタワーズ・タワーズプラザ12F
最寄り駅 JR線 名古屋駅
営業時間 【平日】昼11:00~14:30(最終入店13:30)/夜17:30~22:00(最終入店20:00)
     【土日祝】昼11:00~15:00(最終入店14:00)/夜7:30~22:00(最終入店20:00)
定休日 なし

おすすめのプランは、「夏季限定 鮎づくし」22,770円。

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3:天ぷら・鯛めし 与太呂 本店

情報提供:一休.com

大阪中之島にある『与太呂 本店』は昭和2年創業。創業以来引き継がれる、職人の技を生かした天ぷらが有名なお店です。食材によって、揚げる温度や時間を変えているというこだわりの天ぷらは、衣が表面張力で盛り上がり、さっくりと軽い食感になるそう。

もう一つ有名なのが、創業以来常連のお客様に愛され続ける「鯛めし」。香川出身の創業者が、瀬戸内海の漁師飯を参考に作り上げたのだとか。瀬戸内海で取れた天然鯛と、与太郎専用のお米を、昆布だしで炊き上げた逸品です。

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天ぷらの名店で揚げたての「小鮎の天ぷら」を

夜に楽しめるコースは「カウンター専用コース」「おまかせコース」「おもてなしコース」「名物鯛めしコース」の4種類。それぞれ8〜12種の季節の天ぷらが付き、初夏は小鮎の天ぷらを味わうことができます。

お昼でも「ランチコース」と「プレミアムランチコース」には小鮎の天ぷらが付きます。その他にも「花ぐるま弁当」「鯛めし弁当」など、与太呂の料理を手軽に楽しめるメニューが用意されているのも嬉しいポイントです。

臨場感溢れるカウンター席

四季折々の、素材の旨みを堪能することができる与太郎の天ぷら。特に、店内に10席しかないカウンター席は「天ぷらを一番美味しく味わえると自負する特等席」なんだとか。目の前で調理された天ぷらを、揚げたてで提供してくれます。

目の前で調理される新鮮な食材、静かに響く油の音、香ばしい香り、熟練した職人の所作、揚げたての特別な食感。一つひとつの天ぷらを、何重もの感動で楽しむことができます。臨場感に溢れるカウンター席は、特別な記念日にもおすすめです。

【店舗情報】
予算 昼5,000円〜5,999円/夜10,000円〜11,999円
住所 大阪府大阪市北区中之島3-3-23 中之島ダイビル3F
最寄り駅 京阪中之島線 渡辺橋駅、地下鉄四つ橋線 肥後橋駅、地下鉄御堂筋線 淀屋橋駅
営業時間 昼11:30~14:00(13:00)/夜17:30~(21:00)
※()内の時間はラストオーダーの時間です。
定休日 2022年4月より日曜・祝日・月曜・火曜

おすすめのプランは、「名物【鯛めしコース】「小鮎」「アスパラ」などの旬の天ぷら計8種を楽しむコース全5品」10,043円。

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4:日本料理 段屋

情報提供:一休.com

『段屋』は、神戸三ノ宮駅からほど近い、北野の細い路地にある料理店。隠れ家的な雰囲気のお店に入ると、まず目に飛び込んでくるのは、京都の名工による自慢の美しいお庭。丁寧に手入れされた草花に囲まれて石畳を進むうちに、都会の喧騒を忘れていきます。

様々なシーンに合わせたお部屋の用意があり、その中でもおすすめは床の間付きの個室。四季折々表情を変える庭を眺めながら、食事を楽しむことができます。大切な方のおもてなしや、記念日にもぴったりの雰囲気です。

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季節の食材を楽しむ「料理長おまかせ会席コース」

神戸牛、黒毛和牛のしゃぶしゃぶ、てっちりなど、美食溢れる様々なコースを用意している『段屋』。その中でも、一番のおすすめは料理長が厳選した旬の食材を用いた「おまかせ会席コース」です。

「あくまで素材に素直に」をモットーに、季節の食材の本来の風味を生かして調理。料理の内容は月ごとに変わり、初夏は稚鮎の天ぷらを楽しむことができます。ディナーだけでなく、ランチでも同じ内容の会席を堪能できるのはお得感があります。

旬の料理と楽しむお酒

『段屋』が料理と同じくらいこだわっているのが、お酒。日本酒は定番の銘柄を常に10種類ほど揃え、さらに季節ごとに厳選したお酒を4〜5種類揃えています。旬の料理や季節に合わせて、日々入荷を変更するのだとか。

味や香りの好みはもちろん、料理とお酒どちらを主に楽しみたいかなど、希望をスタッフに伝えると、ぴったりのお酒を提案してくれます。料理とお酒、旬を二倍に楽しめる料理店です。

【店舗情報】
予算 昼10,000円〜11,999円/夜10,000円〜11,999円
住所 兵庫県神戸市中央区加納町3-11-15
最寄り駅 JR神戸線 三ノ宮駅、阪急神戸線 神戸三宮駅
営業時間 昼12:00~15:00(13:30最終入店)※昼は完全予約制/夜17:30~22:00 (20:30最終入店) 
定休日 不定休日あり。12/31~1/4まで年末年始休業。年始は1/5 17:30より営業。

おすすめのプランは、「【おまかせ懐石コース】旬食材を使用した料理をどうぞ(全11品)」14,520円。

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5:日本料理吉祥・吉祥炉端/岐阜グランドホテル

情報提供:一休.com

美濃・飛騨の風味豊かな食材を用いた会席料理が楽しめる『日本料理吉祥・吉祥炉端』。岐阜グランドホテル内にあり、岐阜旅行に訪れた際には、宿泊も兼ねて利用することができます。

和の趣を感じる落ち着いた雰囲気の店内には、炉端コーナーも。さらに、飛騨牛、旬の魚介類や野菜など、岐阜の食材をふんだんに用いた料理だけでなく、岐阜の地酒を楽しめる点も魅力です。

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鵜飼シーズン限定「清流鮎会席」

「清流鮎会席」は5月〜10月の鵜飼のシーズン限定の料理です。全10品のコースはまさに鮎づくし。若鮎赤煮、鮎昆布巻き、火取り鮎、岐阜鮎姿造り、岐阜鮎笹巻き寿司、長良川鮎塩焼き、岐阜鮎柳川鍋、小鮎香り揚げ、鮎雑炊など、前菜からお食事まで鮎が楽しめます。

甘辛く弱火でじっくり煮た赤煮や、外側だけを炙る火取りという調理法、どじょうではなく鮎の柳川鍋など、一度は食べてみたい鮎料理を心ゆくまで味わえます。

1300年の歴史を持つ鵜飼

鵜飼とは、岐阜の伝統的な漁で、鵜を使って鮎などの川魚を取る方法です。歴史は大変古く、現在の岐阜県である美濃国では、7世紀頃から行われていたようです。織田信長も愛した鵜飼は、その後も将軍家や天皇家の保護を受け、1300年以上の歴史を紡ぎました。

岐阜で取れたというだけでなく、鵜飼で有名な長良川の鮎も堪能できる『吉祥・吉祥炉端』の「清流鮎会席」。旬のおいしさはもちろん、その背景に伝統や歴史を感じられる、貴重で特別な鮎料理です。

【店舗情報】
予算 昼3,000円〜3,999円/夜8,000円〜9,999円
住所 岐阜県岐阜市長良648番地 岐阜グランドホテルB1F
営業時間 昼11:30~14:30(14:00)/夜17:00~21:00(20:00)
※()内の時間はラストオーダーの時間です。
定休日 毎週火曜日(祝日等特別日は営業)

おすすめのプランは、「鵜飼シーズン限定【清流鮎会席 全10品】岐阜の鮎をご堪能ください」11,000円。

一休.comでWeb予約

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初夏に旬を迎える鮎。限られた時期しか食べることができない鮎を、様々な料理で堪能できるレストランを厳選しました。旬ならではの素材の旨みを最大限に活かしながら、一流の料理人が趣向を凝らし、最も美味しい状態で提供してくれる料理の数々。この夏ぜひ味わってください。

※本記事で紹介したプランの価格はすべて税込です。
※本記事は2022年6月2日(木)時点での情報をもとに作成しています。提供されるサービスの内容は随時、変更になる場合があるため、各プランの詳細をご確認のうえお申し込みください。

情報・写真提供/一休.com

文/伊藤舞(京都メディアライン)
HP:https://kyotomedialine.com
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