ロシアによる侵攻を受けて東京都内に避難してきたウクライナ人家族が、母国の家庭料理を出すレストランを東京・吉祥寺に開いた。本場の味がSNS上で話題を呼び、大勢の客でにぎわっている。
6月5日正午ごろ、JR吉祥寺駅北口から徒歩5分の雑居ビルの階段に、約20人の客が並んでいた。行列の先頭付近から香ばしい匂いが漂ってくる。客のお目当ては本場のウクライナ料理。「ボルシチ」やウクライナのギョーザといわれる「バレーニキ」が人気メニューだ。約6年前にウクライナを訪れたという40代女性は「現地で食べた味そのまま。美しい街並みも目に浮かんだ」と話した。
カウンター8席の店を切り盛りするのは、7年前に語学留学で来日し、日本人男性と結婚したビクトリヤ・ボグダノバさん(29)と、姉のエウゲニアさん(35)ら。エウゲニアさんはウクライナから3月末、ビクトリヤさんを頼って、夫と息子、両親と避難してきた。
一家が住んでいたのは激戦が…
からの記事と詳細 ( ウクライナ避難の一家、東京に母国料理のレストラン 週末限定に行列 - 朝日新聞デジタル )
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