カリモク家具は、Karimoku Case Studyの新たなプロジェクトを発表した。今回のCASE STUDY 06は、スウェーデンのミシュラン星つきのレストラン「ÄNG」の新しいレストランを、Norm Architectsと芦沢啓治建築設計事務所がデザインした。
このレストランは、スウェーデンののどかな草原地帯にあるブドウ園「Ästad」に隣接するもので、広大な自然の中に佇む温室のようなガラスハウスのモダンな建築を採用。オーガニックな食材の使用や地産地消がコンセプトで、自然環境に配慮したサステイナブルな取り組みも行っているという。
Norm Architects は、このコンセプトをもとに、北欧の美しい自然と日本の繊細なデザイン感性を融合。提供する料理だけでなく、レストランのインテリアから周辺にあふれる自然まで、五感のすべてで感じる1つの体験となるような、ホリスティックな空間を作り上げることを目指したそうだ。
レストランは1階と地下1階の2層構造で、バーやラウンジ、ダイニングスペースやワインセラーなど、それぞれの目的に合わせた空間が緩やかに繋がっており、周辺の森や湖などスウェーデンの自然風景を一望することができる。
新たに作られたダイニングテーブルやソファ、ローテーブルのほか、サーブ時に使用するトレイやワゴンなどのインテリアに至るまで、カリモク家具が製作。これらの木製プロダクトには、Karimoku Case Studyでは初めてオイルフィニッシュ加工を施した。
また、ワインセラーとそこに併設するラウンジには、セラーの仄暗い空間に合うようにスモークドオークの家具を配置。壁のカラーも同じ塗装にすることで、バランスのとれたラグジュアリーな空間を作り上げている。
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