野鳥を室内から間近に観察できる恒例の「冬の野鳥レストラン」が、福井県大野市の県自然保護センターで開かれている。窓際や立ち木に設けられた餌場でヒマワリの種などをついばむ野鳥の愛らしい姿が、来館者を楽しませている。2月28日まで。
10年以上前から、野鳥の食べ物が少なくなる冬季に実施している。2階の「森の学習室」の窓際に、同市阪谷小の児童から贈られたヒマワリの種などを入れた餌台六つを設置。立ち木にはキツツキの仲間が好む牛脂や小麦粉などを混ぜて作った餌が埋め込まれている。餌台のそばには集音マイクがあり、鳥の鳴き声や餌をついばむ音を聞くことができる。
同センターによると、アカゲラやコゲラをはじめ、ヤマガラ、シジュウカラ、カケスなどが午前中を中心に訪れ、ニホンリスが“来店”することもある。9日に訪れた福井市内の女の子(9)は「鳥もリスもかわいかった。写真もうまく撮れた」と満足そうだった。
同センターの担当者は「野鳥観察に慣れていない人でも気軽に来てもらい、癒やしを感じてもらいたい」と話している。午前9時~午後5時(入館は同4時半)まで。月曜と祝日の翌日は休館。問い合わせは同センター=電話0779(67)1655。
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