【2月28日 AFP】フランスのミシュランガイド(Michelin Guide)は27日、パリの有名レストラン「ギー・サボワ(Guy Savoy)」の星を三つから二つに格下げすると発表した。シェフのギー・サボワ氏(69)は世界最高のシェフとの呼び声も高い。
造幣局内に位置しセーヌ(Seine)川を見渡せる「ギー・サボワ」は、2002年から三つ星の評価を維持してきた。
サボワ氏は昨年11月、全世界のレストランを対象としたレビューサイト「ラ・リスト(La Liste)」で、6年連続世界最高のシェフに選出された。同氏は米ピクサー(Pixar)のアニメ映画『レミーのおいしいレストラン(Ratatouille)』のフランス語版で声優を務めたこともある。
格下げの理由は公表されず、関係するシェフにのみ伝えられる。
ミシュランガイドをめぐっては20年前、サボワ氏の友人でもあったベルナール・ロワゾー(Bernard Loiseau)氏が、自身の店の格下げの臆測が広がる中、自殺するという出来事があり、大きな物議を醸してきた。
19年には自分の店を格下げされたマルク・ヴェラ(Marc Vevrat)氏が裁判を起こしたこともある。同氏は自分の店へのミシュラン審査員の出入りを禁止するとも宣言した。
最新版では、約20軒の店が二つ星から一つ星に格下げされた。
ミシュランは、新型コロナウイルス流行の影響から2019年以降格下げを行っていなかった。だが、信頼性を維持するためには格下げが必要だと判断したとしている。
最新のミシュランガイドは3月6日に発売される。(c)AFP
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