島原市は市が管理する公園内にあったレストランの赤字を補てんするために市の担当者がおよそ1100万円を不正に支出していた問題で職員4人を停職などの懲戒処分にしたことを明らかにしました。
これは、島原市の古川市長が24日開いた記者会見で明らかにしたものです。
それによりますと、島原市が管理する「有明の森フラワー公園」の中にあったイタリアンレストランを存続させるため、市の担当者4人が、平成31年度までの4年間、レストランを運営する指定管理者2社に商品代金を架空請求させ、市から不正に得た金で赤字を補てんしていたということです。
市が設置した第3者委員会によりますと、架空請求の回数はあわせて110回余り、総額はおよそ1100万円にのぼるということです。
島原市はこの問題に関わった4人のうち、市長公室の60歳の参事を停職6か月相当、教育委員会の主任を停職3か月などの懲戒処分にしたことを明らかにしました。
また、この問題に関連し、23日開かれた島原市の定例市議会で来月から1年間古川市長と副市長の給料を減額する議案が可決されました。
古川市長は「市民の皆様の信頼を大きく裏切ることとなり多大なるご迷惑をおかけしたことを深くおわび申し上げる」と陳謝しました。
島原市では今回の問題について刑事告訴の準備を進めているということです。
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