羽田空港の格納庫がある新整備場地区で、平日限定で営業している飛行機が見えるレストラン「ブルーコーナー UC店」が、1998年の開店から25周年を迎えてリニューアルオープンした。テレワークやコワーキングスペースの普及により、働き方が多様化したことから、飛行機が行き交う様子を眺めながら仕事ができるよう、窓側のカウンター席にコンセントを新設した。
ブルーコーナーUC店は、羽田の格納庫などを運営する空港施設(8864)の100%子会社であるブルーコーナーが運営。UC店は東京モノレールの新整備場駅そばにあるユーティリティセンタービルの2階にある。かつて全日本空輸(ANA/NH)が本社を霞が関ビルから新整備場へ移転する際、当時あった飲食店が和食の店舗のみだったことから、「洋食も提供されるような環境を整えて欲しい」と要望があり、1998年に開店した。
リニューアルオープンは3月22日。大きく変わったのは店内右側のスペースで、以前は窓側がテーブル席、壁側がカウンター席だったが、今回の改装で逆転。窓側をカウンター席とし、壁側をテーブル席にした。
店内左側奥には、最大40人を収容できる「パーティールーム」があり、簡単な会議や空港施設の株主向けイベントなどに使われてきたが、プロジェクターを新設してイベントでの使い勝手を高めた。店内の装飾も格子を設けたり、天井の一部を配管がむき出しにするなど、今風のインテリアにし、照明はLEDに交換して環境に配慮した。
リニューアルオープンを記念し、通常は1120円の「牛すじシチュー」を値引きし、4月28日まで1000円で提供。10日から28日までは、飛行機をかたどった装飾を施したパンケーキを期間限定販売する。
営業は土日祝日以外の平日で、時間は午前11時から午後9時まで(ラストオーダー午後8時)。午後5時からは「居酒屋タイム」として営業している。取材に訪れた日は、開店と同時に周辺で働く航空会社の社員や航空ファンらが来店した。空港施設によると、夜景がきれいであることから、今後は夜の営業も強化していきたいという。
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ブルーコーナー UC店(Instagram)
ブルーコーナー
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