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Wednesday, September 6, 2023

【9696(くるくる)】札幌と京都、全国に2か所しかない「回転レストラン」、震災でさらに深まった絆 - HTB北海道ニュース

札幌で唯一の回転レストラン。
くるくるの語呂合わせできょう9月6日を回転レストランの日と決めた札幌と京都のホテル。
胆振東部地震が絆を深めるきっかけになりました。

JR札幌駅のすぐ横に立つセンチュリーロイヤルホテル。一番上の23階にあるのが、ゆっくりと回転する床で360度の景色を楽しむことができる回転レストランです。
都市型ホテルで回転レストランを営業しているのは全国で2カ所しかありません。

■センチュリーロイヤルホテル・蝦名訓支配人:
「段々数が少なくなってきている現状を見て/回転レストランの魅力を高めることができないかと思いまして」
9月6日は語呂合わせで「9696」。
2018年、この日を「回転レストランの日」と定めて、もうひとつの回転レストランがある「リーガロイヤルホテル京都」と一緒にコラボメニューを始めようとしましたが…未明に起きた胆振東部地震、そして、ブラックアウト。
センチュリーロイヤルホテルは2日間の休業を余儀なくされました。

■蛯名支配人:
「お客様への案内だったり/ミネラルウォーターをお配りしたりしておりました。」
宿泊客の対応に追われる日々。地震から数日後、京都のホテルから2箱の段ボールが届きました。

■蝦名支配人:
「最初は何だろうと思ってわからなかったんですけど段ボールをあけてみて/非常に感動いたしました」

入っていたのは箱いっぱいに詰められた京都のホテルのオリジナル商品であるリーフパイ。
励ましのメッセージも添えられていました。
■リーガロイヤルホテル京都・尾崎仁美さん:
「少しでもセンチュリーロイヤルホテルの皆様を元気づけたいという思いからお送りさせていただきました。」

「回転レストランの日」に起きた地震で一層強まったホテルどうしの絆。
しかし、センチュリーロイヤルホテルは老朽化で建物の取り壊しが決まり来年5月に閉館するため、6日が最後の「回転レストランの日」となります。
今年の特別メニューでメインに選んだ食材は厚真町のハスカップ。
被災地支援と回転レストランの絆の象徴として両ホテルが現地を視察して選びました。
道産のじゃがいもと京都の黒枝豆をゼリー状のハスカップで包み、イクラやキャビアをのせた贅沢な一品です。

■廣瀬美羽記者:
「じゃがいものムースと上のハスカップを使ったジュレがすごくがすごくマッチしていてさらに上にのっているキャビアといくらの塩気がすごく合っている」

■蝦名支配人:
「回転レストランを利用することがない方にもこんないいところなんだなっていうのも知っていただきたいのでぜひご利用いただきたいと思っております」

【スタジオ】

京都のホテルとコラボした特別ディナーは10日(日)までなんですが、すでに予約が埋まってしまったということです。
回転レストラン自体も大変混み合っているということなので早めの予約をオススメします。
また、センチュリーロイヤルホテルでは「回転レストランの思い出」を募集しています。
ホテルの公式ホームページから応募してみてください。

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