冬の期間に動物と触れ合う機会を提供する大森山動物園（秋田市）の「雪の動物園」が2月29日に最終日を迎え、親子連れらでにぎわった。
新型コロナウイルスの感染を防ぐため、動物園では入園者に手洗いや靴の消毒の徹底を呼びかけていた。人気の企画のうち、ウサギやモルモットにエサをやるイベントは、屋内に子どもらが密集するため中止になったが、屋外でのエサやり体験は通常通り行われた。
秋田市立雄和小学校2年の鎌田綺音（かのん）さん（8）は、「ゾウにリンゴをあげるときはドキドキしたけど、食べてくれてうれしかった」と喜んでいた。生後5カ月になるアムールトラの四つ子も見て、「春になったら大きくなったところを見てみたい」と成長を楽しみにしていた。
通常開園は3月20日に予定されている。小松守園長は「学校が休校になって寂しがっている子どもたちのためにも、感染予防を含め、開園に向けて準備を整えたい」と話していた。（渡部耕平）
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March 01, 2020 at 09:00AM
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秋田）「雪の動物園」最終日にぎわう 新型コロナ影響も - 朝日新聞社
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