三越伊勢丹ホールディングス（3099）は27日、2020年3月期（前期）の連結最終損益が110億円の最終赤字（前の期は134億円の黒字）になったと発表した。70億円の最終黒字としていた従来予想から一転して赤字に転落した。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う百貨店事業の売り上げ減少に加え、店舗の減損処理に伴う特別損失の計上と繰り延べ税金資産を取り崩しが響いた。
売上高は7%減の1兆1190億円と、従来予想（3%減の1兆1550億円）を下回った。営業利益は47%減の155億円と32%減の200億円から下振れした。
同時に5月7日に予定していた20年3月期の決算発表を5月11日に延期すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、決算業務に遅れが生じているため。
〔日経QUICKニュース（NQN）〕
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April 27, 2020 at 02:59PM
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三越伊勢丹の前期、110億円の最終赤字に 売り上げ減や減損で - 日本経済新聞
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