大型連休最終日の６日も、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、関西の主な公共交通機関を利用する人は大幅に減り、新幹線や高速道路などは閑散とした状態が続きました。
このうち新幹線は、例年であれば６日がＵターンラッシュのピークとなりますが、新大阪駅の新幹線のホームでは、利用者の姿はほとんど見られませんでした。
ＪＲ東海とＪＲ西日本によりますと、６日夕方までに新大阪駅を発着した新幹線に目立った混雑はなく、自由席の乗車率は高くても３０％程度でした。
宮城県に出張に行くという４４歳の男性は、「連休中はずっと自宅にいたが、きょうは復興工事の安全点検のために出張に行きます。人がほとんどおらず、自由席でも座れそうです」と話していました。
小学５年生の孫を連れた６５歳の女性は、「孫が東京に帰るので見送りに来ました。いつもは旅行に行くがキャンセルして、家で遊んでいました。連休が終わったら、別の子ども夫婦が共働きなので、休園した幼稚園に通う孫の面倒を見ることになると思う」と話していました。
関西・大阪・神戸の３空港を発着する空の便は、航空各社が大幅に減便していますが、運航している便でも空席が目立ったということです。
また日本道路交通情報センターによりますと、関西の主な高速道路では６日、目立った混雑はありませんでした。
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May 06, 2020 at 05:58PM
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