近鉄百貨店が10日発表した2020年3～5月期の連結決算は、最終損益が64億円の赤字（前年同期は9億1500万円の黒字）だった。新型コロナウイルスの影響で1カ月以上、食品売り場を除いて休業を余儀なくされた。休業中に発生した固定費などの費用を特別損失として20億円計上したことも響いた。
売上高は45%減の390億円、営業損益は22億円の赤字（前年同期は11億5300万円の黒字）。5月中旬以降に全館で営業を再開したが、補えなかった。
同日には未定としていた20年3～8月期の業績予想を公表。売上高は前年同期比30%減の980億円、最終損益は57億円の赤字（前年同期は16億円の黒字）とした。21年2月期通期は「算出が困難」として未定とした。
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July 10, 2020 at 06:30PM
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近鉄百貨店、20年3～5月期最終赤字64億円 - 日本経済新聞
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