岐阜市長森本町にある「レストラン悟空」さんへランチに行ってきました!
2021年7月に高台の住宅街の中に隠れ家のような和風レストランがオープンされたと聞いて、ずっと訪れたいと思っていたのですが、ついに伺うことができました!確かに周りにあまり目印になる建物もなく、無事にたどり着いたものの、外観は立派な設えながら民家そのもの。知らなければ辿り着けません。こんなレストランがあったなんて…!
玄関先には、日替わりの献立が書かれた看板が置かれています。美濃薬膳そばや出汁巻玉子…。期待が高まります。
室内は広々としていて、洋室や和室にテーブルがゆったりとセッティングされています。こちらは昭和40年代に建てられた家屋とのことで、天井や壁、照明など、随所に贅沢な意匠が凝らされ、その粋な建築も見所です。
オーナーシェフの浅野康男さんは、中華やイタリアン、日本料理店の出店・経営に多く携わり、岐阜都ホテル(都ホテル 岐阜長良川)に勤務された後、独立を決意。物件を探していたときに、「まさに理想そのものでした」というこの建物と巡り合い、ご自身のお店「レストラン悟空」を開かれたのだそう。
ゆったりとした時間が流れる落ち着いた空間で料理を待っていると、まず、美濃薬膳そばが運ばれてきました。
目を奪われるほどに鮮やかな翡翠色の麺は、中津川市の椛の湖(はなのこ)産のそば粉に岐阜産のモロヘイヤを練り込んだ手打ちそば。口元に運ぶだけで、ふわりと青々とした香りが立ち、みずみずしい細めのそばをスルッとすすると喉越しの良さの後に、ほのかに残り香も楽しめます。
そばつゆは甘めの優しい味わいで、椎茸のだしがきいて深みがあり、そばの美味しさを引き立てます。このそばだけでも充分に満足…!
…と思っていたら、小皿にお惣菜が盛られた御膳が登場!
じゅわりとだしが滲み出す出汁巻玉子をはじめ、ひじき、オクラのとろろがけ、酸味がきいた切り干し大根と蓮根の胡麻あえ、麦のもろみに漬けたささげ、ほうれん草の白あえ、焼き茄子、かぼちゃとさつまいも煮と、どれもしみじみと体に沁み渡る美味しさ…。ほかほかの粒立ったご飯とお味噌汁も格別で「ああ、日本人でよかった!」とつくづく思いながら、じっくりと味わいました。
食後は甘味のぜんざいも…!しっかりと甘いぜんざいに思わず顔がほころびます。
さらにコーヒーをいただいて、お食事が終了。素晴らしい建築と居心地の良い空間、オーナーシェフの丁寧な接客、そして、滋味深いお料理にとても癒やされたひとときでした。
ぜひ、みなさんもゆったりと時間に余裕をもって訪れてみてくださいね。
レストラン悟空
住所:岐阜市長森本町1-29-5
営業時間:11:30〜14:30、17:30〜21:00 ※ディナーは前日までに要予約
定休日:金曜日 ※予約の場合は営業
駐車場:あり
TEL:058-245-7575
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