積水化の4～6月期、5億円の最終赤字 住宅着工の減少響く - 日本経済新聞

積水化学工業（4204）が30日発表した2020年4～6月期の連結決算は、最終損益が5億2600万円の赤字（前年同期は29億円の黒字）だった。新型コロナウイルスの感染拡大を受けた新築住宅の着工件数の減少や遅れが響いたほか、需要減少により自動車や航空機向けの高機能プラスチックも振るわなかった。

売上高は14%減の2147億円、営業利益は88%減の13億円だった。基板や半導体向けなどの高機能プラスチックや、米国とアジアの新型コロナ検査キットなど一部の売れ行きは好調だった。

21年3月期（今期）の連結業績予想は据え置いた。売上高は前期比2%減の1兆1074億円、純利益は26%減の435億円を見込む。

〔日経QUICKニュース（NQN）〕

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July 30, 2020 at 12:10PM
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