中国製薬会社のシノバック・バイオテックは新型コロナウイルス向けワクチンの開発を急ぐ
【大連=渡辺伸】中国製薬会社の科興控股生物技術(シノバック・バイオテック、北京市)は21日、開発中の新型コロナウイルス向けワクチンで、最終となる第3段階の臨床試験(治験)をブラジルで始めた。まず890人に接種し、初歩的な試験結果は90日以内に確認できる見通し。世界で開発競争が激化するなか、中国勢は実用化を急ぐ。
シノバック関係者が日本経済新聞に明らかにした。同社は7月3日、ブラジルの衛生当局から第3期治験の承認を得ていた。同国の研究所と組み、被験者は合計で約9千人を募集する計画だ。
シノバックは現在、1億回分の年間生産能力を目指して北京市に工場を建設中。ブラジル側の研究所は1億2千万回分を生産する見通しだ。
中国で進行中の第2期治験では6月、途中段階の結果として、被験者の約90%でウイルスを中和させる抗体が確認できたと発表した。第2期治験は2020年末の終了を見込む。実用化の目標時期は明らかにしていない。
国有製薬大手、中国医薬集団(シノファーム、北京市)も15日、アラブ首長国連邦(UAE)で、最大で1万5千人を対象に第3期の治験を始めた。ロイター通信が同国政府の話として報じた。
世界保健機関(WHO)によると、治験中のコロナワクチンは世界で24種類に上る。このうち中国が関わるのは最多の9種類となっている。
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July 22, 2020 at 02:06PM
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中国シノバック、コロナワクチンで最終治験を開始 - 日本経済新聞
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