福島市出身の作曲家古関裕而がモデルで、11月27日に最終回を迎えたNHK朝ドラ「エール」(全120回)の期間平均視聴率は関東地区で20.1%、関西地区で18.1%だったことが30日、ビデオリサーチの調査で分かった。物語の舞台の一つとなった福島地区の期間平均視聴率は32.1%、最終回は35.4%、最高視聴率は37.8%(5月5日)と高視聴率を記録した。
最終回は関東が21.8%、関西が19.0%だった。関東では初回(3月30日)から好調に推移したが、新型コロナウイルス禍で収録が中断。9月14日に再スタートしたが数字は落ち、クライマックスに向けて尻上がりに視聴率を上げた。2019年度後期の前作「スカーレット」(19・4%)を超えた。「エール」は古関とその妻金子(きんこ)をモデルにした人生を描く物語。主演の窪田正孝さん(32)とヒロインの二階堂ふみさん(26)が夫婦役を演じ、コロナ禍の全国に元気を送り続けた。
制作統括の土屋勝裕氏は「コロナで困難に直面している視聴者に、前向きな気持ちになってもらえるようエールを届けたいと制作したが、逆に多くのエールをもらって最後までチャレンジし続けることができた」とコメントした。
「エール」総集編は今月31日午後2時からNHK総合で放送される予定。
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December 01, 2020 at 07:54AM
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朝ドラ・エール、平均視聴率「20.1%」 最終回...福島で35.4% - 福島民友
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