ポーラ美術館(箱根町仙石原小塚山)で開催中のクロード・モネの名品を展示する「モネ―光のなかに」展で、展示中の作品「ジヴェルニーの積みわら」をモチーフにしたデザートを提供している。(小田原箱根経済新聞) 【写真】「モネ―光のなかに」展より「ジヴェルニーの積みわら」(ポーラ美術館収蔵) モネ作品を国内最多19点収蔵している同館。季節や時間によって異なる表情を見せる、移ろいゆく光を生涯追い続けたモネ。今回の展示では「ルーアン大聖堂」(1892年)、「睡蓮の池」(1899年)など11点を展示している。 館内の「レストラン・アレイ」では6月20日、展示会と連携してモネの作品「ジヴェルニーの積みわら」をモチーフにしたデザートの提供を始めた。メニュー名は「デザート・積みわら」(1,200円、コーヒーまたは紅茶付きは1,650円)。 担当したのは「レストラン・アレイ」料理長の中曽龍彦(なかそ・たつひこ)さん。今までも展示会のテーマに合わせたコース料理などを提供している。東急ホテルで調理の仕事を始め、山のホテルやハイランドホテルを経て「レストラン・アレイ」へ。 中曽さんは「作品の持つイメージに合う素材探しやデザインに時間をかける。今回は、草原の広がるジヴェルニーの風景を感じられるように工夫した。栗のモンブランにピスタチオのアイスクリームを添えて仕上げている」と話す。 レストラン・アレイの営業時間は11時~16時。「モネ―光のなかに」展の会期は2022年3月30日まで。
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