長引くコロナ禍に立ち向かい、危機を乗り越え新規ビジネスを創造する、意欲的な約600の企業・団体が出展します。人気の高まるグランピング設備や「屋外向け設備」、食の多様化を背景に需要の増える「スパイス&ハーブ」、4月1日から施行されることが決まったばかりの「プラスチック資源循環促進法」対応製品など、知恵と工夫がこらされた創造性豊かな製品・サービスが一堂に会します。
「HCJ2022」は「第50回 国際ホテル・レストラン・ショー」「第43回 フード・ケータリングショー」「第22回 厨房設備機器展」から構成される三展示会の総称です。
会期中は同時開催の「オリジナル商品開発WEEK」「インバウンドマーケットEXPO2022/地域観光振興展」と併せて約1,700ブースが出展します。(写真:2019年2月開催時の様子)
オミクロン株の猛威など、先行き不透明なホスピタリティ・フードサービス業界ですが、感染症対策だけでなく、人手不足や業務効率化、環境保護や食品ロス削減などSDGs観点の対策が急務など、多くの課題があります。
1973年「第1回国際ホテル・レストラン・ショー」開催から50回目を迎える今回のHCJは、以下の3つをテーマに、長引くコロナ禍で打撃を受けるサービス業界が復活し、進化するための情報を発信します。
1.「安心、安全なサービス環境の確保ならびにSDGs対応の促進」
2.「デジタル技術の導入による生産性向上・人手不足対策」
3.「地方創生に資する地域産品の全国展開、地域観光資源の高付加価値創出」
<今回の見どころ>
1.ニューノーマル時代における顧客価値向上・創造に向けた新企画と継続企画
今回の見どころは、4つの新企画:
1)「ニューノーマル時代を生き残る外食店舗のあり方」
2)「屋外向け商環境設備・備品ゾーン」
3)「スパイス&ハーブ」
4)「宿泊業のスマート化研究会/日本の旅館分科会」
5)「ニューノーマル時代を生き残る外食店舗のあり方」 (東展示棟3ホール ブース番号:3-W12)
コロナ禍で大きな打撃を受けた外食産業。アフターコロナを見据え、顧客体験価値の向上に向けて外食店舗はどうあるべきか、ワーキンググループを結成し考えてまいりました。“自社のブランドストーリーを軸にした顧客体験価値の向上”、“慢性的な人手不足の解決”、そして“サステイナブルな経営”を同時に実現するための、テクノロジーが活用されたおもてなし・店舗オペレーションとはどのような姿か、店舗スタッフの役割とはどのように変化するのか。実際の店舗イメージをもとにモデルケースを提案します。
2)「屋外向け商環境設備・備品ゾーン」 (東展示棟4ホール)
宿泊施設や飲食店において、人気を集める要素の一つになっている”開放感”。グランピングブームも後押しし、サービス業界では屋外・半屋外の空間活用に注目度が高まっています。会場では、トレーラーハウスやテントの展示、照明演出の実演など屋外向けの設備・備品が一堂に出展します。
また、異業種8社により実現した体験型展示「DX Glamp Market」(ブース番号:4-X08)が登場します。異なるソリューションを持つ企業が集うことで、販促から予約~チェックイン~滞在まで、ブース内でグランピング体験をワンストップで行えます。コロナ禍を考慮した非接触運営を提案し、感染症対策と新たな顧客価値創造を同時に実現します。
3)「スパイス&ハーブ」 (東展示棟3ホール)
食の多様化を背景にスパイスとハーブを使用する料理が増えています。普段のメニューに加えることで、食材の香りを高め、旨味を引き出せると今注目されているスパイス&ハーブが集結します。さらに、2月15日(火)には、メニュー開発や他店との差別化につながるヒントが見つかる『スパイス&ハーブ スペシャルイベント スパイス&ハーブの有効活用~学びと実践~』が、東展示棟3ホール特設会場にて開催されます。有名店のシェフを招聘し、パネルディスカッションや調理デモを行い、スパイス&ハーブを活用したプラスアルファの付加価値を提案します。
4)「宿泊業のスマート化研究会/日本の旅館分科会」(東展示棟5ホール ブース番号:5-X16/5-E22)
人手不足、ホスピタリティの向上などに加え非接触、コスト削減など宿泊業はあらゆる課題解決、変革を迫られております。10年後、またその先までサステイナブルな取り組みをしていくために宿泊業はどうあるべきかを考える産学連携のプロジェクト「宿泊業のスマート化研究会」を昨年度より立ち上げました。
今年度より新たに日本の旅館分科会を立ち上げ、ホテル施設に加え、旅館6施設にお集まりいただき、いかにして提供するおもてなしを付加価値として最大限に伝えるかというテーマについて議論をしてまいりました。展示会場では参加各社の提案を組み合わせた体験型展示とセミナーにて未来の宿泊業のあり方をご提案いたします。
2.「プラスチック資源循環促進法」義務化に対応する製品も充実!(東展示棟4~6ホール)
環境対策やサステナビリティに対する取り組みの必要性が世界的に高まっています。日本でも、プラスチックごみの削減とリサイクルの促進を目的とする「プラスチック資源循環促進法」が2022年4月に施行される予定です。プラスチック製品の使用の合理化やプラスチック廃棄物の排出削減が求められることを受け、ホテルや旅館では、アメニティそのものや、アメニティの提供方法などの見直しを迫られています。しかし、どう対応すればよいのか悩みを抱えるケースも少なくありません。本展示会内、「サービス産業向けSDGs対策ゾーン」や「ホスピタリティデザイン東京ゾーン」では、脱プラスチックやSDGs対応につながる製品を紹介します。
3. 連日、多彩なセミナーが目白押し! https://jma-hcj.com/visitor/seminar/
この他、イベントやセミナーなど多彩なプログラムを連日開催します。(一部、取材できないセミナーもあります。詳細はお問合せください。)
◆2月15日(火)10:50〜12:30 東4ホール特設会場
国際ホテル・レストラン・ショー第50回記念 パネルディスカッション
「御三家ホテル総料理長が語る! アフターコロナにおけるホテルでの飲食の価値とは」
帝国ホテル 東京料理長 杉本 雄 氏
ニュー・オータニ 取締役 調理部長 中島 眞介 氏
ホテルオークラ東京 執行役員・洋食調理総料理長 池田 順之 氏
◆2月16日(水)12:10〜12:50 東4ホール特設会場
新たな顧客価値を創るスーパーホテルのコンセプト経営
スーパーホテル 代表取締役社長 山本 健策 氏
◆2月18日(金)13:30〜14:10 東4ホール特設会場
フードテックで進化する外食産業
ロイヤルホールディングス 代表取締役会長 菊池 唯夫 氏
【HCJ2022開催概要】
構成展示会:第50回国際ホテル・レストラン・ショー
第43回フード・ケータリングショー
第22回 厨房設備機器展
会期: 2月15日(火)〜2月18日(金) 10:00~17:00(最終日は16:30まで)
会場:東京ビッグサイト 東展示棟1~6ホール(東京都江東区有明3-11-1)
主催:▼第50回国際ホテル・レストラン・ショー
一般社団法人日本能率協会/一般社団法人日本ホテル協会/
一般社団法人日本旅館協会/一般社団法人国際観光日本レストラン協会/
公益社団法人国際観光施設協会
▼第43回フード・ケータリングショー
公益社団法人日本給食サービス協会/一般社団法人日本弁当サービス協会/
公益社団法人日本メディカル給食協会/一般社団法人日本能率協会
▼第22回 厨房設備機器展
一般社団法人日本厨房工業会/一般社団法人日本能率協会
入場登録(事前登録制):https://www.jma-buyers.com/hcj/jp/
入場登録料:無料(ただし、一般の方、16歳未満の方は入場不可)
展示規模:約600社 / 1,700ブース(予定)
URL:https://jma-hcj.com/
本展の新型コロナウイルス感染対策については以下をご確認ください。
https://www.jma.or.jp/corona/exhibition.html
からの記事と詳細 ( 「第50回国際ホテル・レストラン・ショー」「第43回フード・ケータリングショー」「第22回厨房設備機器展」2月15日(火)から18日(金)の4日間、東京ビッグサイトで開催! - PR TIMES )
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